なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

書籍

混乱 え、猫がすき‥の脚本?

図書館でふらふらーっと目にはいった「モリオ 著:荻上直子」を読みました。母が遺した足踏みミシンを譲り受けて、一人ぐらしの息子が縫製を始めるお話。なかなかよくて、ざざざっと読んでしまいました。あとがきを読むと、この著者、「かもめ食堂」「バーバ…

真剣になりすぎない

「その日暮らし」ってどんなかなぁと興味がわいてます。江戸時代の文化について、NHKで番組をしてた人がいたよなぁ、と調べて杉浦日向子さんにたどりつきました。この方、もうお亡くなりになっていたのですね。1958年生まれで2005年の47歳で没。お若い。 ま…

伝えたいことの伝え方

これみよがしに、面と向かって意思表示するのって、とても大変。そこにいる人みんなが同調している流れであれば、するっと自分の意向を言えたりするけれど、そうじゃない人がいる場面とか、自分のことを言わずに後から「そんなつもりじゃなかったのに」と言…

好きなもの、いる分だけ の暮らし

ミニマリストとか断捨離とかの流れがあります。ホテルライクな暮らしは、掃除片づけがラクそうだなぁと思います。池澤夏樹の「スティル・ライフ」でかばん3つぐらいだったかな、タクシーで引っ越しを済ます人とかがでてきて、こないだ読んだ稲垣えみ子の「…

交流関係の変化

今日はきれいな朝焼けでした。天気予報は、日中は曇りだったんですけど、お昼の12時をこえて雨が降ってきてますねー。どんよりした空模様です。で、蒸し暑い。気温31度。雨のあとはちょっと涼しくなるかなぁ。最近、夕方になるとね、虫の声がしてますよ。季…

燻煙

台風10号が近づいてますねー。まだまだ上陸前ですのに、関西は何やら風が強いです。天気予報は曇りですが、空はたくさんの羊雲が東から西へと駆け足で流れてます。 今日は、いつもごろごろしてる居室を燻煙しようと思い立ちまして、ドラッグストアでアースレ…

お盆なので守護霊のおはなし

でかけると通り道のお墓にはどこもきれいなお花がいけてありますね。お花屋さんもお盆のお花満載です。菊も好きなんですけど、お部屋で洋風に活けてみても、どうしても仏花のイメージになってしまって‥菊は剣山で和風の花卉(かき)にいけるのがいいですね。…

おいしいビールを飲みながら

こんだけ暑いとビールがおいしい。カフェの珈琲より ハッピーアワーの生ビールのが安いのよねぇ‥てことで、昼間っからお店でビール、飲んできましたよ。冷やかし1杯と決めて、読みかけの本をもって、夏の明るい陽射しの中、カウンターから通りが見える席に座…

「怒り」をつかまえないと、もったいない

あー、なんかやってしまったかもしれない‥ と思う事多々あり。そのときに気づけなくて、振り返って「あ!(/ω\)」となるんですよねぇ。ほんま、もうちょっと うまいこと やれるようになりたいと思います。おそらく周囲は私が思うほど気にしてはらへんとは思…

時間を守る?

読み散らかしている本のなかで「日本人はむっちゃルーズやった」という記述を見つけて、気になったので、「遅刻の誕生 編:橋本毅彦 栗山茂久」を読みました。何人かの先生が分担して原稿を書いた形式で、これも論文ちっくな1冊でした。こう、自分が知りたい…

Living for today ~その日暮らし

「その日暮らしの人類学 著:小川さやか」を読みました。日本のお話かと思っていたのですが、なんと、アフリカ、タンザニアの経済についてでした。お話っていっても「人類学」なので、論文ちっく。あとがきで著者も「論文みたいになっちまったー」と書かれて…

ニュートラルが元気ってわけじゃない

関西は雨もあがって入道雲が出現してます。気温もじりじりと30度を超えて湿度57%。風があるから、まだいいかなぁ。 「野の医者は笑う 心の治療とは何か? 著:東畑開人」に、「この世界では精神医学が言う"軽い躁状態"を一番元気な状態だと見ますね‥軽い躁…

豊かさって?

「バビロンに行きて歌え 著:池澤夏樹」を読んだとき(今から26年も前だ)、このご本は、中近東から密入国してきた青年が主人公なんだけど、その青年が生まれ育った日常には戦争があって、日本に密入国したその日に、橋をひとつ渡るだけなのに、どこからか監…

そこにおってくれるだけでえぇねん

わたしがまだ小さい子供のとき、父や母の里はまだ水洗トイレではなくて、母屋とは別棟にお風呂やらお便所がありました。なので、一人ではとてもじゃないけれどトイレに行けなくて、母や従姉についてきてもらっていました。「そこにおってね!」と念を押して…

極楽っておいしいの?

著:中島敦の「悟浄歎異」を読んでいます。わたくしの世代だと、西遊記というと、ドリフの人形劇と、堺正章が孫悟空やってて、テーマソングはゴダイゴじゃないでしょうか‥あら、悟空と書くと脳内にはドラゴンボールのイメージがすぐでてきますね、恐るべし鳥…

装丁がおもしろい

「エミリーの記憶喪失ワンダーランド 著:ロブ・リーガー 訳:西田佳子」を読みました。軽くさーっと読める本、と図書館をうろうろして目にとまった1冊です。表紙はまっ黒に赤い字。ゴシックロリータっぽい女の子のイラスト。これが、なかなか面白かったので…

おないどしの作家さん

ここ最近、図書館で借りるご本は、事前にネット検索したり、話題になっていたりするご本が多かったので、このあいだは、書架をうろうろとして目にとまったご本を借りてきました。「サムライ・ポテト 著:片瀬次郎」。図書館でぱらぱらと読んでみると、近未来…

花 フラワーエッセンス

ネットをうろうろとしていて「フラワーエッセンス」というものが目に留まりました。普段の生活の中で不安で仕方ないときとか、風邪気味なときとか、ちょっと具合が悪いときに使用するものとか。なんだろうなぁとむくむくと興味がわきまして、調べてみたら、…

ことばって

おのころ心平さんの「病気は才能」に書かれていたことなのですが、 人は言葉で思考する。そして、思考はその人をつくり、やがて、その人のカラダに抜き差しならぬパターンを染みこませていく。言葉で「自分」を規定し、自分の存在のフィールドを固めていく。…

カラダとココロ

「病気は才能 著:おのころ心平」を読みました。病気って何?、そもそもカラダを癒すってどういうこと? ということがちょっと変わった視点で書かれていました。日本は治療っていうと保険対応ってなって、ほとんどが現代西洋医学で診療されるけれど、世界で…

今、何を考えているかによって未来が決まる

雨上がりの気持ちのいい一日でした。さわやかな高原の夏みたい。19:00、日曜日の夕暮れです。東の空に真ん丸な白いお月様が、夕日の照り返しで光ってる雲の間に浮かんでて、きれいです。 「からだの声を聞きなさい 著:リズ・ブルボー 訳:浅岡夢二」を読了…

あちら と こちら

えーっと、感情的にどうのこうのというのではなくて、むかしから「死」について、死ってなんだろうなぁと思ってます。普段あまり会話にでてくるテーマでもないので、あれこれご本から ちまちまとそれにまつわる文章を見つけては、ふんふんと読んでいます。こ…

夏越の祓(なごしのはらえ)

6月30日は夏越の祓です。夏越の祓とは、この半年にたまったものを祓って、これからの半年、健やかにすごせますようにと祈念する行事(神事)です。うちは、お願いしている神社から人形(ひとがた)が郵送されてきます。人形って、あの千と千尋で龍の姿になっ…

ニーチェ からの「とんとん」

気持ちいいお天気です。ちょっと涼やか。お出かけしようと思っていた先が、日曜日はおやすみってことがわかって「えーーっ!」となっております。出かける前にわかってよかった、とします。とほほ。 ------さて、まだ続いています、「死と身体 著:内田樹」…

ことばの霊的な力

金曜日の朝です。予報通り、雨 降ってきましたねぇ。降り始めの今はまだ、しっとり~ とほっとした感じです。 さて、コミュニケーションにかかせない「ことば」にまつわること。著:内田樹の「死と身体」に、ことば関係の大御所、白川静と梅原猛(※)も登場…

人の話なんて聞ぃちゃぁいない

著:内田樹の「死と身体」からの思索のつづきです。コミュニケーションとして「ことば」とか「音」とか「メタ・メッセージ」に続いて。 普段から思っているのですが、会話というけれど、「語られているコト」について話しがされてることってほんとに稀で、た…

「ことば」の「音」、会話は交換。

はい、「死と身体 著:内田樹」を読み込んでおります。最後まで読んだんですけど、私が思っていた、占い的な "死んだ人とコンタクトをとる" というのんじゃ なかったです。ほほほ。えっと、人類学的に、人間の定義のひとつとして「葬儀」をすることをあげて…

「あやしい」こと

「怖がり(2019.3.30)」の記事で、あやしいことには近づかない、と書いたのですけど、近づかないためにも、その「あやしい」をちょっと知っておいたほうがいいかなぁと「死と身体 著:内田樹」を読んでいます。「技法以前」からのつながりでアンテナにひっ…

お門違いの怒り

嫌悪感や怒りを感じた時、正面切ってそれがわかるような素振りをするのは大人げない、と、わたしは、ネガティブな感情はその場であからさまに表現することを憚ります。ただ、そういった感情を持つこと自体がよくないことだと勘違いしてしまうと、わけわから…

選択肢

今日、何をしようかなぁと決めるのも選択肢。人生は自分の選択肢のうえでなりたっている。 「選択の科学 著:シーナ・アイエンガー」を数年前に読んでいて、著者がインド系の盲目の女性教授で、このご本は まず、ご両親の結婚のなれそめから書かれていて、イ…


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