なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

好きなもの、いる分だけ の暮らし

ミニマリストとか断捨離とかの流れがあります。
ホテルライクな暮らしは、掃除片づけがラクそうだなぁと思います。
池澤夏樹の「スティル・ライフ」でかばん3つぐらいだったかな、タクシーで引っ越しを済ます人とかがでてきて、こないだ読んだ稲垣えみ子の「寂しい生活」のお引越しも似たようなことを描いてあって、ちょっと憧れたりはするのです。
実際、昔(20代のころ)海外でのセミナー受講は大体1か月ぐらいで、小さなスーツケース1つでいけてた。それで生活できるのよね。
高齢者住宅の1人当たりの平均居住面積は3畳だとか。そのスペースにおちつける量に身じまいしないといけない‥のかも。

ただね、モノは、お金を払ったら、自分のもの、てわけでもない、と思っている。
もちろん、現代の社会システムでは土地とか家とか、車とか、お洋服とか、所有権は自分にあるって言える。でも、よくよく考えると、全部、ある意味、借り物なんです。

若い頃は、アクセサリーとか小物は、いいなと思ったら迷わず買っとけ、次にまたあるとは思うな、ていう感覚がありました。だから、ちっちゃいものは、わりとこまごまと持ってる。

わたしは、もしかしたら所有欲が強いのかもしれない。
自分の手元に、それがある、という縁。
捨てるのは簡単、でも、捨てたら二度と自分のもとには帰ってこない。二度と会えない。そう思うと、今、自分のもとにあるモノを手放すのって、すごく勇気がいります。
それにまつわる物語があるモノは、できるだけ手元に置いておきたい。ちょっとごちゃごちゃするかもしれないけれど、おいておけるのであれば、置いておく。見直して、それが何か、思いだせないようなら、もう手放してもいいかな、と思う。人ってやっぱり「記憶」でできていると思う。記憶がどんどんあやしくなってきてるから、モノをよすがに思いだせるようにしておきたい。

そうやって、わたしは、なかなか手放せない性なので、最近は、手に入れるものをより厳選するようになってきました。むっちゃ悩みます。

それと、ダイエットって、スーパーでのお買い物から始まってるんですよねぇ。
買っちゃうと、食べないともったいなくなってしまうから‥買わないのが一番。
でも、お店でみると、みんなおいしそうなの~。
すっきりと、好きなもの、いる分だけで暮らしていけるといいなぁ。


スローライフランキング