なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

夏越の祓(なごしのはらえ)

6月30日は夏越の祓です。夏越の祓とは、この半年にたまったものを祓って、これからの半年、健やかにすごせますようにと祈念する行事(神事)です。
うちは、お願いしている神社から人形(ひとがた)が郵送されてきます。人形って、あの千と千尋で龍の姿になったハクにまとわりついていたあれですね。
この人形に自分の数え年と名前を書いて、その人形で身体をなでて、自分の息を3回ふきかけて、身に付いた穢(けがれ)を移すように祈念して、袋に入れて、神社へ返送(もしくは神事参列時に持参)します。神社の神事でお清めしてもらいます。
参考までに、うちがお世話になっている神社は、神事お祓い料は”1,000円以上こころもち"です。

今日は穏やかなお天気で風も気持ちよくって、朝、軽JOGしてシャワーをあびて、人形に穢れを移しました。息を3回、ていうのがなんとも呪術っぽく、きちんと神妙にとり行って、今日は一区切りした感じでさっぱりとしております。

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「病気は才能 著:おのころ心平」に呼吸のことが書かれていました。

呼吸そのものが自分と大気のつながり。大気には、すべての生命が吐き出す「呼気」が含まれている。吐く息には、そのものの情報が含まれていて、その情報が大気に還元されている。吸い込む「吸気」には、今地球がどうなっているのかという情報が含まれていて、細胞は、今地球がどうなっているのかを「吸気」を通じて得る。そのフィードバックとして自分が今どういう状態かを「呼気」によって大気に知らせている。

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息をしなければ生きていけない。息をすること、自分を囲む大気には、自分を生かすなんらかのエネルギーがある、と考えてもよいかなぁ。あ、食べなくても太るのは、もしかして‥‥(笑)。大気、息、生命のもとになるもの。音と一緒で、目には見えないけれどある、大切なものです。


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