なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

ニーチェ からの「とんとん」

気持ちいいお天気です。ちょっと涼やか。お出かけしようと思っていた先が、日曜日はおやすみってことがわかって「えーーっ!」となっております。出かける前にわかってよかった、とします。とほほ。

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さて、まだ続いています、「死と身体 著:内田樹」。これにニーチェのことが書かれていて、思わず吹き出してしまったんですよねぇ。えっと、ニーチェって、その文献では大衆蔑視(大衆なんて大嫌い)をうたっている。そのニーチェの文献が現代社会ではとても支持されていて、研究者がいたりファンがいたり。その風潮をみて著者は、”ニーチェも自分の思想がこんなに大衆に受けるとはおもってなかったでしょう。大衆は大衆が大嫌い。” てことだよねーと。ページをめくって この一文に大笑いしてしまいました。

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さてさて、「死と身体」に続きまして、あいかわらず読み散らかしているのですが、「タッピングセラピー」というのも目について、その書籍も何冊か読みました。
子供の時の、泣いているときに親に「とんとん」してもらった記憶とか、お昼寝のときに「とんとん」してもらったのとか、その「とんとん」ってやっぱり威力があったってことよねー、と読んだのですが、そういうのとは、どうもちょっと違う(また?笑)みたいです。
経絡(けいらく)のツボをおさえて、順番にタッピングする。タッピングする前に障害となっている思考をことばにして発声する‥‥てことで、ツボなので東洋医学に通じるものなんだろうけど、自己暗示をかけるってことね、と解釈してしまいました。
あるご本のさいごに 「ここに書かれている方法で効果がでないときは、もっと深くて有効な〇〇があるよ、その〇〇の上級講座をぜひ受けにきてね」‥と講座への誘導本? ‥出版元をみると自費出版もだしてる出版社でした~なるほどぉ。

あと、これはタッピングセラピーとは別物の「<からだ>の声を聞きなさい 著:リズ・ブルボー」も濫読中。おもしろい(興味深い)のだけれど、ちょい宗教色が強くて、食がビーガン系を強く推していたり、なんというか「あなたのよいお友だちになれる」と始まって、日本語訳のせいかもしれないのだけれど「~でしょう?」という文体に、ちょっと距離を置いて読まざるをえなくなってます。いや、でも、おもしろいんですよ? 内容については、またおいおいレポートいたします。


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