「病気は才能 著:おのころ心平」を読みました。
病気って何?、そもそもカラダを癒すってどういうこと? ということがちょっと変わった視点で書かれていました。日本は治療っていうと保険対応ってなって、ほとんどが現代西洋医学で診療されるけれど、世界で西洋医学で治療してるのって25%で、あとはそれぞれの地域の伝統医学で診療がされているそうです。漢方とかハーブとかアーユルベーダとかシャーマンとか巫女とか‥‥。
今わたくしは、心理カウンセラーの勉強をしているのですが、ココロの不具合がカラダに影響を与えているのは実感できるし、大学の専攻学科ができるほどに心理学も学術として構築されてきていますよね。フロイトとかユングとかカールロジャーズとかマズローとか‥‥。
あ、「保険対応」となるとちゃんとしてるイメージで、保険がきかないってのが「あやしい」イメージになるな‥‥。
このご本のしょっぱなに、不具合が改善されるのに大切なのは「その人にとって、腑に落ちる」ということ、と書かれていました。
たしかにプラセボ(偽薬)だろうがなんだろうが、症状が緩和するなり、治るのであればOKよねぇ、と思います。それで治る事実もあるのだから、きっと何かがある、と思う。それが「本人の腑に落ちる」になるのかな。
あとは、具体的にココが悪いときはこういった心持から影響がでていると、心臓から肺、循環器や炎症のことなどなどが、その臓器のはたらきや仕組みにもとづいて、個々に詳しく書かれていて面白かったです。
症状と潜在的なココロの課題の一覧表が、わりと最初のほうにあって、よく口が渇くのは、やりたいことを実行に移せない、となっていたり。この一覧表、早見表みたいで面白くて、本文を読んでから、あらためて見るとまた深いです。