なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

書籍

さくらのご本を読んだ

タイトルがなんとなく季節かなぁと手に取ったご本。 嘘つき女 さくらちゃんの告白 著:青木裕子 えっと・・・たしかに桜も重要なファクターで登場するのだけれど、ほのぼのとしたお話じゃなくて、なかなかにトリッキーな小説でした。 タイトルになってるさく…

読了 わたしの良い子  著: 寺地 はるな

わたしの良い子 著:寺地 はるな を読みました。 ストーリーは30代の独身女子の主人公が、妹の息子(甥っ子)を育てるお話。設定も荒唐無稽じゃなくしっかりしてて、登場人物のキャラクターも愛嬌があって、面白かった。 海のほうを向くと、潮まじりのすこし…

3000円をどぉ使う?

図書館で200人を超える予約人数で、のんびり待っていましたら、やっとこさ順番が回ってきました。 三千円の使いかた 著: 原田 ひ香 タイトルを見て、経済啓発なご本と思ってたんですよねぇ、テヘッ、小説でした。そぉいうこともあるよねー、という設定で、ほぉ…

ごはんは、つくってもらうか、つくってあげるもの。

読了 にぎやかな落日 著: 朝倉 かすみ おもしろかった。 84歳女性のモノローグ。いわゆる玄冬小説ですね。「おらおらでひとりいぐも」とちょっと重なる。北海道在住という設定なので、すこし肌感が違うんだけど、これが関西弁だったら、あまりにも生々しい…

自立って人に頼れること

読書の秋です。 ヘルシンキ 生活の練習 著:朴沙羅 なんか面白そうだなぁと図書館で予約していたのが、やっととどきました。 問題なのは、私が「私は何者なのか」と悩まなければならないような状況のほうではないか、と気づいた。 という「はじめに」からは…

喜ばせようとすること

本棚から昔むかしに読んだ本をひっぱりだしてきて再読してます。 ウィリアム・サローヤンの「パパ・ユー・アー・クレイジー」こんなお話だったっけかなぁと思うところがいっぱい。10歳の少年が父親と海辺の家で暮らすおはなし。 少年が、父の家にいてもいい…

笑って勝ちにいく

学ぶとは。朝ドラの「らんまん」で主人公が東京大学の研究室を訪れたとき。 主人公がほかの門弟(?)に「小学校中退(自主退学)の学歴で東大研究室に来るな、ちゃんと試験を受けて入ってこい」と言われて「そんな遠回りをしちゃおれん」と。 心理学でも「…

ゆっくり本を読む(見る)

今週のお題「何して遊ぶ?」 図書館で、あれ、同じ本を借りてしまったか? と一瞬混乱。 まずは「わたし定時で帰ります。」を書いた人のご本ってことで、読んでみようと、「会社を綴る人(著:朱野 帰子)」を借りてたのです。 なかなか面白い。仕事ができない…

4月 動きますね

1年前に売りにだしていたご本。 nantoka-naru.hatenablog.com 売れました。ヽ(^。^)ノ 2021-22年に女子大の無料のリカレントプログラム(社会人の学びなおし)に6か月通ったときの指定図書(?)。コースを修了したあと、年度替わりをねらってメルカリに出品…

ずっとやりたかったことをやりなさい

ずっとやりたかったことを、やりなさい 著:ジュリア・キャメロン 訳:菅 靖彦 というご本を読みました。なかなか興味深かったです。 まずは、今頭の中に浮かんだことをスピード感をもって、ひたすらノートに書きまくれ、てことを推奨。著者が脚本家というか…

【読了】心に折り合いをつけて うまいことやる習慣 著:中村恒子

2018年6月に第1刷、2018年10月に第8刷というご本。著者は当時89歳・・・今2023年だから・・・94歳?! ご本人は戦争中の16歳のときに倉敷から大阪へ、医師の道へ進まれて、奈良の信貴山近くの精神病院で勤務。今も現役の女医さん。 心に折り合いをつけて うま…

協力? 応援? 施し?

自分が困ってるときに、誰かが助けてくれるとありがたい。「してもらって嬉しいことを相手にもしなさい」てのは躾のひとつかと思う。ほんとは「されて嫌なことは人にしなさんな」なんだけれど、これだと、人は自分に嫌なことをするっていうのが前提になっち…

【読了】お探し物は図書室まで 著:青山美智子

お探し物は図書室まで 著:青山美智子 5話連作になっていて、面白かったです。主人公が図書室の司書じゃないんだな。それぞれのお話の主人公が、図書室の司書が勧めてくれた本を(も)きっかけにして、少し行動して、考え方とか感じ方を変えていく。 たぶん…

正しさって? 【読了】じい散歩 著:藤野 千夜

図書館でずいぶん前に予約した本の順番がまわってきました。 じい散歩 著:藤野 千夜 90歳近い夫婦と、50歳前後の、その3人の息子たち。主人公は90歳のじいさん。長男は中学時代からのひきこもり、次男はフラワーデザイナーで独立している自称長女のゲイ、3…

姿勢がよくなるかも。 【読了】カンパニー 著:伊吹有喜

8月最後の金曜日、関西の気温、29度から32度。突き刺すような日差しが少しやわらいで、気持ちいいとまではいかないまでも、窓を開けておれます。 最近、伊吹有喜さんのご本をよんでいます。 カンパニー 著:伊吹有喜 合併によりリストラ候補になった47歳のサ…

夏休み 【読了】気の呼吸 著:藤平信一

夏休みに読んだご本。「気の呼吸」 著:藤平信一 ”ここ一番で最高の力が出る秘密” というステキなキャッチコピー。〇〇の呼吸というと鬼滅っぽいよねー、のっかってるのかなぁと、ちょっとだけ思って、こちらは連日の猛暑で「虫の息」って感じよねぇ・・・と…

夏休み 国立国会図書館にも行ってみた。

神戸三宮の図書館に続いて、京都の国立国会図書館にも行ってみた。 どうやって行くのかなぁ。 国立国会図書館の最寄り駅はJRだと祝園駅。うちからは電車で1本で行けそう。普段使いの電車の行先が「四条畷行(しじょうなわて)」「松井山手(まついやまて)行…

夏休み 神戸 KIITO(きいと)

長い夏休み。意識的にでかけないと引きこもって、見た目も劣化してしまう、ヤバイ。 てことで、まずは神戸の図書館にでかけてみた。神戸は地元で、よく知ってる街なのだけれど、梅田(大阪)と同様、どんどんと変わってる。そごうも阪急になってるし・・・ 新…

心にもないことを言葉にできる?

【読了】雲を紡ぐ 著:伊吹有喜 なでしこ物語が読みやすかったので、ここのところ、この作家さんの本を読んでます。するする~と読めるストーリー性が気持ちよくて、ちっちゃい女の子が頑張って強くなっていくという、わたしの好物な物語が多いです。この「…

読了 なでし子物語 著:伊吹 有喜

図書館の本棚から背表紙選びしました。 なでし子物語 著:伊吹 有喜 昭和初期的なお話・・と思って読んでたら、主人公、私よりも年下な設定やーん、と驚き、時代状況を頭のなかで組みなおして読んでおりました。言ってみたら、ちびまる子ちゃんより5歳ぐらい…

読了 わたしは生きていける 著:メグ・ローゾフ

図書館で検索かけると児童書でヒットしたので、子供向けなのかなぁと借りてきたのですけど、えっと、これ、児童書・・・・? ご本の表紙に日本語はありません。背表紙と中身は日本語です。 日常が、どんどんと非日常になっていく怖さ。 15歳の女の子が主人公…

たまちゃんづくし

なにやら目につく「たま」ちゃん。ついつい手にとっております。 たまちゃんのおつかい便 著: 森沢明夫 20代の女の子が大学をやめて実家でおつかい便の事業を始めるお話。起業話しとしてもおもしろいし、父の再婚相手のフィリピン女性との関係とか、実母の母…

お金のはなし

■ なるべく働きたくない人のお金の話 著:大原 扁理 ■ 流転の魔女 著:楊逸(やんいー) 2冊続けて読みました。意図せず、どっちもお金のお話でした。 <なるべく働きたくない人のお金の話>リカレントプログラムの女子大の図書館で見かけたご本。あまりに面白…

思考の迷走をとめる、瞑想。。イヤ、ダジャレじゃなくて・・

認知と感情と行動。 リカレントプログラムでスポーツ選手のメンタルコーチをしてる先生も、思考(認知)をコントロールすることがキーになると講義してくれました。 思考はコントロールできる・・・・でも、それって、どうやって?・・・いろいろと手はある…

50代 女子大 リカレントプログラム(その2)

文科省のリカレントプログラムで女子大に通っています。 次から次にやってくる提出レポートに音を上げそうになってますが。プログラムの中に心理学系の講義がいくつかあって、何人かの先生がそれぞれのご専門から講義してくれます。講師陣の中には某有名選手…

マスクの女の子 【読了】厭世マニュアル 著:阿川せんり

CDとかLPとか、ジャケット買いってのがあったけれど。このご本も、ジャケット借り(?)かな。笑 厭世マニュアル 著:阿川せんり いやー、このご時世、もっと話題になっていいような・・・2015年発刊なのねぇ。きっとちょっと早かったわね、カバーをはずすと…

【読了】蔦重(つたじゅう) 著:車浮代

なんか軽い読み物・・・と手にとったのだけれど、けっこう経営指南書っぽかった。 平成の50代のおやじがリストラされて、その夜にお稲荷さんの鳥居に立小便してばちがあたったのか、江戸時代にタイムスリップしちゃうというストーリー。おぉ、転生(?)もの…

【読了】金魚の昼寝 著:小村小芥子

図書館で背表紙選び。 朱色にぽちっと黒い金魚がいる装丁もかわいらしく・・・・昭和のゲイボーイが主人公のお話でした・・・。おもしろかった。 このお話の前に「うさぎのダンス」というご本もあるらしいので、そちらも読んでみよう。新宿の日本一のゲイバ…

【読了】レッツゴーばーさん!

レッツゴー ばーさん! 著:平 安寿子 (たいら あすこ) ばたばたとした毎日、頭を休ませるのに本を読みます。わたしは、あれやこれやと、ずーっとぐるぐると考えてしまうので、思考がロックオンされた状態を解除するのに本を読むのです。こんな状態のときは…

「役に立ちたい」ってのは損なのか?

「あの子、うまいことやってんなぁ」とか「ずるいなぁ」と思うのは、自分が割にあってないって思いがあるからで、自分のしたことを損得にかけて、ちょっと得してるって思えてたらいいんだろうけれど「損ばっかりや」と思ってしまうと、どんどんこじれていく…


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