書籍
わたしの良い子 著:寺地 はるな に、こりゃいいな、ということが書いてありました。 独身の伯母が甥っ子を育てるというストーリーで、ある日、小学1年生になった甥っ子が、いじめっ子にサンタクロースはいないと言われて、しょんぼりして帰ってくる。 「サ…
おでかけするのもよいけれど、エアコンのきいた部屋でごろごろと本を読むのも至福。 こんな猛暑の夏休みに読みたいなぁと思うのが、ま、夏休みっぽいお話で。図書館で背表紙えらびをして、なんとなく借りてきた本が、なかなかよかったです。 読了 おおあんご…
女子が好きなシチュエーションだなぁと読み始め。ステキな古い洋館の祖母の思い出、血縁ではない人々が集まってわいわいするお話。 愛って難しいわ、彼女が歌うようにつぶやいた。愛って難しいから、あなたは、愛に応えたらだめなのよ。愛してくれる人たちみ…
【読了】 川っぺりムコリッタ 著:荻上 直子 "牟呼栗多"は、時間を表す仏教用語で48分ぐらいだとか。頭の中では「むりこった」になってるw。"刹那"とかもそうね。"那由他は"漫画のタイトルだったから知ってるのよね。"億劫"も仏教用語でそこから数の単位の…
えっちらおっちらと、村上春樹の1Q84、全巻読了。面白かった。 お話のなかで、マザとドウタ という設定がある。 で、ネットで心理学の講座を聞いていたら「・・・ドウタの症例が・・」とちょうど聞こえてきたの。 え?なんだ?ドウタ?なぁに、それ? と興味…
当時、あまりにも話題になりすぎていて、かえって読めなかった。 1Q84 著:村上春樹 やっとこさ読んでいます。 図書館の棚に全巻並んでいたので、のんびり読んでおりまして、1巻を読み終えて、さぁ2巻を借りようとしたら、なんと3巻が3冊あるのみ・・…
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 著:ブレイディみかこ 1巻と2巻、読んだ。イギリスの労働者階級で中学に通う息子の教育環境を軸に書かれたご本。 ヘルシンキ 生活の練習 著:朴 沙羅 こちらはフィンランドで保育園に子供を通わせるお話。 国が…
タイトルがなんとなく季節かなぁと手に取ったご本。 嘘つき女 さくらちゃんの告白 著:青木裕子 えっと・・・たしかに桜も重要なファクターで登場するのだけれど、ほのぼのとしたお話じゃなくて、なかなかにトリッキーな小説でした。 タイトルになってるさく…
わたしの良い子 著:寺地 はるな を読みました。 ストーリーは30代の独身女子の主人公が、妹の息子(甥っ子)を育てるお話。設定も荒唐無稽じゃなくしっかりしてて、登場人物のキャラクターも愛嬌があって、面白かった。 海のほうを向くと、潮まじりのすこし…
図書館で200人を超える予約人数で、のんびり待っていましたら、やっとこさ順番が回ってきました。 三千円の使いかた 著: 原田 ひ香 タイトルを見て、経済啓発なご本と思ってたんですよねぇ、テヘッ、小説でした。そぉいうこともあるよねー、という設定で、ほぉ…
読了 にぎやかな落日 著: 朝倉 かすみ おもしろかった。 84歳女性のモノローグ。いわゆる玄冬小説ですね。「おらおらでひとりいぐも」とちょっと重なる。北海道在住という設定なので、すこし肌感が違うんだけど、これが関西弁だったら、あまりにも生々しい…
読書の秋です。 ヘルシンキ 生活の練習 著:朴沙羅 なんか面白そうだなぁと図書館で予約していたのが、やっととどきました。 問題なのは、私が「私は何者なのか」と悩まなければならないような状況のほうではないか、と気づいた。 という「はじめに」からは…
本棚から昔むかしに読んだ本をひっぱりだしてきて再読してます。 ウィリアム・サローヤンの「パパ・ユー・アー・クレイジー」こんなお話だったっけかなぁと思うところがいっぱい。10歳の少年が父親と海辺の家で暮らすおはなし。 少年が、父の家にいてもいい…
学ぶとは。朝ドラの「らんまん」で主人公が東京大学の研究室を訪れたとき。 主人公がほかの門弟(?)に「小学校中退(自主退学)の学歴で東大研究室に来るな、ちゃんと試験を受けて入ってこい」と言われて「そんな遠回りをしちゃおれん」と。 心理学でも「…
今週のお題「何して遊ぶ?」 図書館で、あれ、同じ本を借りてしまったか? と一瞬混乱。 まずは「わたし定時で帰ります。」を書いた人のご本ってことで、読んでみようと、「会社を綴る人(著:朱野 帰子)」を借りてたのです。 なかなか面白い。仕事ができない…
1年前に売りにだしていたご本。 nantoka-naru.hatenablog.com 売れました。ヽ(^。^)ノ 2021-22年に女子大の無料のリカレントプログラム(社会人の学びなおし)に6か月通ったときの指定図書(?)。コースを修了したあと、年度替わりをねらってメルカリに出品…
ずっとやりたかったことを、やりなさい 著:ジュリア・キャメロン 訳:菅 靖彦 というご本を読みました。なかなか興味深かったです。 まずは、今頭の中に浮かんだことをスピード感をもって、ひたすらノートに書きまくれ、てことを推奨。著者が脚本家というか…
2018年6月に第1刷、2018年10月に第8刷というご本。著者は当時89歳・・・今2023年だから・・・94歳?! ご本人は戦争中の16歳のときに倉敷から大阪へ、医師の道へ進まれて、奈良の信貴山近くの精神病院で勤務。今も現役の女医さん。 心に折り合いをつけて うま…
自分が困ってるときに、誰かが助けてくれるとありがたい。「してもらって嬉しいことを相手にもしなさい」てのは躾のひとつかと思う。ほんとは「されて嫌なことは人にしなさんな」なんだけれど、これだと、人は自分に嫌なことをするっていうのが前提になっち…
お探し物は図書室まで 著:青山美智子 5話連作になっていて、面白かったです。主人公が図書室の司書じゃないんだな。それぞれのお話の主人公が、図書室の司書が勧めてくれた本を(も)きっかけにして、少し行動して、考え方とか感じ方を変えていく。 たぶん…
図書館でずいぶん前に予約した本の順番がまわってきました。 じい散歩 著:藤野 千夜 90歳近い夫婦と、50歳前後の、その3人の息子たち。主人公は90歳のじいさん。長男は中学時代からのひきこもり、次男はフラワーデザイナーで独立している自称長女のゲイ、3…
8月最後の金曜日、関西の気温、29度から32度。突き刺すような日差しが少しやわらいで、気持ちいいとまではいかないまでも、窓を開けておれます。 最近、伊吹有喜さんのご本をよんでいます。 カンパニー 著:伊吹有喜 合併によりリストラ候補になった47歳のサ…
夏休みに読んだご本。「気の呼吸」 著:藤平信一 ”ここ一番で最高の力が出る秘密” というステキなキャッチコピー。〇〇の呼吸というと鬼滅っぽいよねー、のっかってるのかなぁと、ちょっとだけ思って、こちらは連日の猛暑で「虫の息」って感じよねぇ・・・と…
神戸三宮の図書館に続いて、京都の国立国会図書館にも行ってみた。 どうやって行くのかなぁ。 国立国会図書館の最寄り駅はJRだと祝園駅。うちからは電車で1本で行けそう。普段使いの電車の行先が「四条畷行(しじょうなわて)」「松井山手(まついやまて)行…
長い夏休み。意識的にでかけないと引きこもって、見た目も劣化してしまう、ヤバイ。 てことで、まずは神戸の図書館にでかけてみた。神戸は地元で、よく知ってる街なのだけれど、梅田(大阪)と同様、どんどんと変わってる。そごうも阪急になってるし・・・ 新…
【読了】雲を紡ぐ 著:伊吹有喜 なでしこ物語が読みやすかったので、ここのところ、この作家さんの本を読んでます。するする~と読めるストーリー性が気持ちよくて、ちっちゃい女の子が頑張って強くなっていくという、わたしの好物な物語が多いです。この「…
図書館の本棚から背表紙選びしました。 なでし子物語 著:伊吹 有喜 昭和初期的なお話・・と思って読んでたら、主人公、私よりも年下な設定やーん、と驚き、時代状況を頭のなかで組みなおして読んでおりました。言ってみたら、ちびまる子ちゃんより5歳ぐらい…
図書館で検索かけると児童書でヒットしたので、子供向けなのかなぁと借りてきたのですけど、えっと、これ、児童書・・・・? ご本の表紙に日本語はありません。背表紙と中身は日本語です。 日常が、どんどんと非日常になっていく怖さ。 15歳の女の子が主人公…
なにやら目につく「たま」ちゃん。ついつい手にとっております。 たまちゃんのおつかい便 著: 森沢明夫 20代の女の子が大学をやめて実家でおつかい便の事業を始めるお話。起業話しとしてもおもしろいし、父の再婚相手のフィリピン女性との関係とか、実母の母…
■ なるべく働きたくない人のお金の話 著:大原 扁理 ■ 流転の魔女 著:楊逸(やんいー) 2冊続けて読みました。意図せず、どっちもお金のお話でした。 <なるべく働きたくない人のお金の話>リカレントプログラムの女子大の図書館で見かけたご本。あまりに面白…