なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

燻煙

台風10号が近づいてますねー。まだまだ上陸前ですのに、関西は何やら風が強いです。天気予報は曇りですが、空はたくさんの羊雲が東から西へと駆け足で流れてます。

今日は、いつもごろごろしてる居室を燻煙しようと思い立ちまして、ドラッグストアでアースレッドを入手してきました。燻煙してるあいだ、図書館に行こうとしたのだけど、そういえば、今日はあいにくの休館日。燻煙は明日にするか、と迷ったのだけれど、明日以降は台風でどうなるかわからんし、と、近所にイートインできるパン屋さんができてたのを思い出して、ぷしゅーっと虫退治を敢行しました。

その間、ぴかぴかの新しい涼しいカフェ。
2時間ほどまったりと涼みながら、本1冊、読んじまいました。

「寂しい生活 著:稲垣えみ子」

この方、たまにメディアに出演されたりしてますね。くせっ毛でアフロヘアに近い。1965年生まれだからちょっとお姉さん。もと新聞記者で、原発事故をきっかけに節電生活を始めて、そのまま家電のない生活にのめりこまれている。その あれこれが書かれています。今、ドラマ放映されている「凪のお暇~」の主人公もアフロちっくな髪型だし、ちょっとこの方を参考にしたりしたのかなー。

便利な生活のかわりに、たくさんのものを失っているんじゃないかと。著者が実際に体験する暮らしの中で、自由とか豊かさを捉えなおしてらっしゃいます。
流行りの言葉でいうと、ミニマリストになるのかな。

わたしは「あやしい」ことに近づかないようにしてるんですけど、このご本では「便利ってあやしい」と謳われていました。広告やメディアで流行を煽られて、たくさんモノを手にいれるけれども、満たされることがなくて、不平不満で疲弊している。

この方の生活は、極端かなぁと思うけれど、知足というか、分を知るというか、「これで満足」「これが満足」がいっぱいある生活が、豊かな生活になるんだろうなぁ。周りとの比較とかじゃなく、自分にとって気持ちいい具合(程度)をわかっていくこと。その具合はライフステージでどんどん変わっていくから、その変わることもちゃんとわかって暮らしていく。進行形の暮らし。

そんなご本を機嫌よく読み終わって、燻煙後のお部屋にもどって、換気して、掃除機かけて、拭き掃除して、布ものをぱたぱたして、また冷房かけて、と、なんとか片付けております‥はい、ごらんのとおり、PCにむかうという逃避中です‥掃除にもどります。


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