なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

ゆっくり本を読む(見る)

今週のお題「何して遊ぶ?」

図書館で、あれ、同じ本を借りてしまったか? と一瞬混乱。

まずは「わたし定時で帰ります。」を書いた人のご本ってことで、読んでみようと、
「会社を綴る人(著:朱野 帰子)」を借りてたのです。

なかなか面白い。仕事ができない主人公がやっと就職した先で、文章を綴ることで社内を渡っていこうとするお話。

で、それとは別に
「就職相談員蛇足軒の生活と意見(著:松崎 有理)」を

この表紙絵に引かれて、図書館で借りて読んでて、なんだか現実と少しずれた近未来の世界観が面白くて、同じ作家さんのご本を読みたくて図書館で予約してたんですよね。
”予約のご本が届きました~”と連絡がきたので、取りに行って渡されたのが、

こちら。

「代書屋ミクラ(著:著:松崎 有理)」。

え、今借りてるのと同じ本?と、一瞬、カウンターでかたまりました。

サイズ感も色合いもよく似ていて・・・

おうちに帰ってよく見てみた。

絵が、同じ丹地陽子さんという方でした。
ブックデザインは左が泉沢光雄さん。右の装填は西村弘美さんという方。
左は光文社で2013年発行、右は双葉社で2018年発行。

もしかして編集の担当さん(?)が転職とかして別の出版社だけど同じ人が手掛けたとか、そういうのか?とか妄想。

それぞれ見比べて、似てるけど、目次とかページのレイアウトとかはやはり違っていて、お話に合うように作られてるんだなぁと、「重版出来」とか「校閲ガール」とか出版にまつわるお話も見たり読んだりしているから、こうやって実際に本そのものをまじまじと見るのも、なかなかに面白かった。


スローライフランキング