8月最後の金曜日、関西の気温、29度から32度。
突き刺すような日差しが少しやわらいで、気持ちいいとまではいかないまでも、窓を開けておれます。
最近、伊吹有喜さんのご本をよんでいます。
カンパニー 著:伊吹有喜
合併によりリストラ候補になった47歳のサラリーマンが、スポンサーとなっているバレエダンサーの年末公演を成功させるために、これまで縁もゆかりもなかったバレエ団に出向して奮闘するおはなし。ストーリーも面白いのだけれど、バレエの姿勢やレッスンを描写した箇所がところどころにでてきて、それを読んでるだけで、姿勢が改まる。
「■お腹を出さない
腹をひきこめると、
「呼吸して、■息を止めないで。
講師が■肩をぐっとおした
「■肩さげる、ここの部分、■デコルテにね
講師が鎖骨のあたりに触れた
「ダイヤの首飾りがドカーンとあって、それをバーンと見せるように胸をグーッ
講師の手があごと背中に触れた
「あ、今度は反りすぎ、■あごをひく。■息をして。お腹!
ひとつを気に掛けると、一つを忘れてしまう。
本を読みながら姿勢を正してる自分(笑)。