なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

50代 女子大 リカレントプログラム(その2)

文科省のリカレントプログラムで女子大に通っています。

次から次にやってくる提出レポートに音を上げそうになってますが。
プログラムの中に心理学系の講義がいくつかあって、何人かの先生がそれぞれのご専門から講義してくれます。講師陣の中には某有名選手のメンタルコーチもいらっしゃいます。いろんな角度から知識が入ってきて、今回やっと自分のなかで腑に落ちたことがあるのですよ。

この図。心理学系のお勉強ではよく目にします。

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お店で提供しているヒアリングセラピーはカールロジャーズの来談者中心療法の傾聴を軸にしているんですけど、認知行動療法というのもあります。
書いて字のごとく「認知」と「行動」。

で、この図になるんですけども、講義の中で先生が

「認知と感情はべったりくっついてるの」

と言われたのです。その一言が耳に入ったとき、ヘレンケラーが水がウォーターだと理解したときのような(ちょっと大げさ?w)、なにかが自分の中で「カチッ」とかみ合う感じがしたのですよ。

自分が、起こった出来事を、どう認知するか、で、感情が変わる、のです。

出来事の認知を変えていけば、感情も変えていける。

例えば、真っ暗な部屋の中で人影をみて恐怖を感じる、でも、電気をつけたらお人形さんだったとわかって笑っちゃう、ということ。

たとえば、繰り返しくよくよと考えたり、悲しくなってしまう出来事とかも、その「認知」を自分の中でちょっと角度を変えるだけで、ずーっと怖かったこととか、いつも悲しくなってしまうこととかを、変えていけるのですよ。

認知、いわゆる思考の部分なんですけど、これ、自分でコントロールできるのです。
頭の中で四六時中ことばがとびかってる、いわゆる「思考」なんですけど、これ、訓練すればコントロール・・・いけるんです。で、スポーツ選手のメンタルコーチは、これを行動につなげることで、すごいパフォーマンスがでてくる、てことを講義してくれました。だからこの図、すごいのです。今さらながらの、感動。

講義ではいっぱいカタカナがでてきてました。アダプタビリティとかレジリエンスとか。

で、大学の図書館で見つけた

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なまけ者の3分間瞑想法 デイヴィッド ハープ (著)

を入手して読んでるのですけど、人間が「怖っ」て思うのは脳のつくりがね・・とか、ごくごく簡単に書いてくれていて、わかりやすい。で、思考のコントロール方法として、瞑想のごくごく簡単な手法を説明してくれていて・・・もう、数珠繋ぎにおもしろすぎて。。。


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