認知と感情と行動。
リカレントプログラムでスポーツ選手のメンタルコーチをしてる先生も、思考(認知)をコントロールすることがキーになると講義してくれました。
思考はコントロールできる・・・・でも、それって、どうやって?・・・いろいろと手はあるのでしょうけれど、私がお!と思ったのはこれ。
瞑想です。 禅、ヨガ、マインドフルネスとかも瞑想の技法ですね。
このご本はブルースハープ(ハーモニカ)の奏者が著者。笛吹として親近感わきます。
方法は、本当に簡単で、普通の呼吸で、数を数えるという方法。
吸って、ひとーつ。吸って、ふたーつ。吸ってみーっつ。吸って、よーっつ。
これを3分ぐらい、繰り返す。その間、数をかぞえることだけして、他のことを考えない。この、他のことを考えないっていうのが、みそで、言ってみると、いろんな思いや考えを「ことば」にしない、てことだと思います。”今日の夜ご飯、なんにしようかなぁ” ”あ、あれ、こうしとけばいいな” ”あの子どぉしてるかなぁ” ”そうだ、ブログに書くのは・・・” ”あのとき、あんなこと言われた” ”ほんとはこうだったのかな” ”えっと、いくつまで数えたっけ” とかとかとか、頭の中で言葉にしない。
頭のなかで言葉にしてるのに気づいたら「あら、あかん」として、また「吸って、ひとーつ・・・」に戻る。
とてもシンプル。誰でも、どこでもできる。
これが基本。
それがある程度できるようになったら、そのあと、いろいろと、頭に浮かぶ「言葉」を意識して選別して見ていくという手法が書かれてます。
頭の中で飛び交う言葉(思考)は自分じゃない、という認識をするのだそうです。(自分ってなんぞやって、深ーい命題に入っちゃいそうなのをぐっとこらえて)ふむふむと読んでいます。頭の中で飛び交う言葉(思考)に振り回されないようにコントロールする。そこにつながっていけると、行動、感情が変わってくる、はず、と思ってやってみております。
たった3分、されど3分。なかなか3分間ずーっと言葉なしという状況にはならないのですけど、これやると、なんていうか、頭がすっきりします。
不思議。