なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

フルートフルートフルート

わたしが入学した大学。音楽学部は1学年60人。ピアノ科15人、声楽15人、弦楽器15人、管楽器15人、作曲2-3人、ていうくらいが目安。管楽器にはフルートもクラリネットも含まれてて、毎年、どの楽器が何人合格するかはわかんない。わたしの年は、フルートは3人が合格していて、フルート専攻としての倍率は6倍ぐらいだったかな。で、私の同級生にはトランペット、チューバ、チェロの人がいない。ほかにも もろもろ同級生が居ないパートがあります。浪人生もいるので、同学年でも齢が上の人とか、学年が下でも同い年とか。この時期あたりから、年齢での序列感覚がなくなってきますね。

そのころ、大学には2人のフルートの先生がいて、1-2年生のときと3-4年生のときとで、両方の先生に師事することができました。門下の派閥とか、あるような、ないような。高校時代のホームレッスンから進んで、しきたりとかあまりわからないなか、友達にいろいろと教えてもらいながらレッスンをうけていました。ほかにも学術的な知識が身に付くようにたくさんの授業もあって、どれもこれも面白かった。

いろんなフルーティストの音楽を耳にするようになって、その中で、
Andras Adorjan (アンドラーシュ・アドリアン)のCDを聴いた時は衝撃でした。
Flute Concerto K. 313 - YouTube
    前奏が長いので‥アドリアンの音は1分ぐらいのところで聞こえてきます。
大学を卒業したあとになりますが、彼のレッスンを受講するために渡欧したり、日本国内をあちこちでかけたりしました。

授業とは関係なく、クラシックだけじゃなくて、いろんなジャンルの音楽も聞いていて、有名どころでは
Dave Valentin デイヴ・ヴァレンティンが好き。スマップのCDにも参加してたりする。
Dave Valentin Flute solo - YouTube
こんな風に演奏するの、かっこいい。ものすごい自然体。ダウンビートのリズム。

あと好きなのは
Nestor Torres ネスター・トーレス。ヴァレンティンともどもプエルトリカンなので、わたしはこういったラテンリズムの人たちが好みってことかも。こう、芯の通った音。
Nestor Torres: "Morning Ride" - YouTube

聴くのと吹くのは違っていて、わたしが吹くのはこういったラテンのではなくクラシックなのだけれど、最近見つけたいつか吹きたい曲がこれ。
Nikolai Kapustin - Trio for Flute, Cello and Piano, Op 86 - YouTube
多分、聞いてる人は面白くない(笑)。爆笑しながら合わせるのとかが目に浮かぶ。すごく楽しそう。これを一緒に弾いてくれそうなチェリストを見つけたらアプローチしようとひそかに思っています。 


スローライフランキング