なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

最小生計努力の社会は発展しない?

きのうは限界費用ゼロのことを書いたけれど、そのあと頭に浮かんだのがこれ。

最小生計努力の社会。
最小限の努力でギリギリ生計を維持しようとする社会。経済は発展しない。

ほかの人びとと比べて損をしないよう「いかに努力をしないか」を競って暮らす。
たくさんもってても、人にもっていかれてしまう、だから持たない。
ほかの人と同じだけしか働かない、もしくは他の人よりいかに働かないかがポイントで、わたしの感覚からすると、それってずるっこい生き方やなぁと思う‥「ずるい」と思う私の感覚ってなんだろう…「自分が損してる」って感じやな‥‥ん?それってなんかあったな‥‥そうだ、これこれ。

nantoka-naru.hatenablog.com

そもそもに、経済は発展せなあかんもんなんやろか?
だれが得してるんやろぉ? 自分も得してるんかなぁ。
自分が損してるか、得してるかってのは、人と比べて発生する感覚よねぇ。
うーーーーん。
たとえば、今のわたしの暮らしは、水を遠くまで汲みに行く必要もないし、夜は電気があって明るい部屋ですごせるし、薪を拾いにいかなくても火を使える、家風呂にもはいって、水洗トイレで、雨風をさける住居があって、ひもじい思いをすることもない。銃弾におびえることもない。自転車に乗れるし、車にも、電車にも、飛行機にも乗れる。ピアノを弾いて、フルートを吹いて、コンピュータをさわって。文字を書けるし、計算もできて、本も読める。
これらがない暮らしからみると、夢のような暮らしよねぇ。

最小生計努力。 

どのあたりを最小の生計とするかってのがミソかしらね。


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