なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

通勤中に見る人たち

毎日の出勤に慣れてきたこのごろ。
出勤時間もルートも、ほぼ同じになるので、出会う人たちも、ほぼ同じ。

二宮金次郎
自転車で走り出ると、途中でリュックを前にかかえて、ハードカバーのご本を読みながら、ゆるゆると歩くスキンヘッドのYシャツ姿の男性を追い抜きます。はじめは驚いたけど、まぁ歩きスマホと同じ感覚と思えば変じゃない。

弾丸男子高校生たち~
細い私道で、車が入れないから自転車で走りやすいのだけれど、道に入るところにポールが立っていて、すれ違えない。のに、前を確認せずにつっこんでくる男子高校生たちがいる。駅から高校に向かっている子たちなので、わたしとは逆走。君たちは運動神経がよかろう。だが、おばちゃんはね、すぐには避けられないわよ? と細い道の真ん中で仁王立ちとなって、彼らに避けてもらっています。そろそろ、前に人がいるかも?と注意をむけてくれるかなぁ。

ダッシュまん~
マンションのベランダから手を振る女性に、さわやかに手を振り返すロマンスグレーの男性。60代後半かなぁ。手をふるやいなや、駅にむかって猛ダッシュで走り始める。Yシャツにズボン、書類かばんに、もひとつ書類がいっぱいの布カバンを持って、ぜぇぜぇ言いながら走ってる。初めてみたときは、遅刻しそうなのかしら?まぁ大変!がんばって!なんて思ったのだけれど、毎日、デジャブのように同じ光景。健康のためにわざと走りこんでるのか? おじさん、もうちょっと早く家をでようよ、途中で倒れるんじゃないかと心配になる。

チャーミーグリーン~
はい、毎朝、仲良く手をつないで歩いてるカップルさんがいます。
男性はYシャツにズボン、女性はパラソルさしてる、20代ぐらいかなぁ。駅までお見送りかな? 仲がおよろしいことぉ。

チョッキの人~
体重100kgは超えてそうな年配の男性。高見山が現役のときみたいな体形なのに、きちんと身体にあったベストを着て、麦わらのシャッポをかぶって杖を使って歩いてる。タイミングが合うのか、行きも帰りも、いつも同じ四つ辻ですれ違います。

駅のホームについたらベンチに座って目当ての電車が来るまで待機。
1本、見送ります。
ベンチに座ってると、足元に見がいきます。
白のミュールを履いてる人とか、Mobus(私もお気に入り)のスニーカーを履いてる人とか、パイナップル柄のバレエシューズ(いやそれ、お洋服、合わせにくいでしょう・・)履いてる人とか。顔は覚えられないんだけれど、靴と、持ってるカバンとかで、あ、いつもの人だ!とわかるようになってきています。

まさかまさかで、勤め先の方がいるとアレなんで、できるだけお行儀よくしています。


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