なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

ビジネスと「ありがとう」

ビジネスマナーとして「ありがとう」は使い過ぎて悪いもんじゃないという意識があったのだけれど、「あんたのためにやってるんじゃない」と不快を感じる人がいると知ってびっくりした。

現在派遣社員で働いているから、組織の中では下っ端でございます。私のためというよりは、業務がスムーズに効率よく動くために、いろいろと算段されて動いているのは承知の助なわけで、知識の伝授ってのではなく、その企業内での決まり事ややり方を教えてもらったときや、仕事にかかわる書類や情報をやりとりしたときなんかは、こまめに「ありがとうございます」を使っています。ただ、なんでもかんでもに「ありがとうございます」はないですけどね。

以前一緒に働いた人が、夜勤の工場ラインで働いていたころのお話をしてくれて、ラインに流れてくるサンドイッチのパンにハムを置いていく仕事を延々としていて、ハムを置きながら「ありがとう」「ありがとう」とつぶやいて乗り切っていた、と聞いて、ちょっと気味が悪いなぁと思ったのは事実。

なにかするたびに「ありがとう」と言われるのは、いやそれほどのことでもありませんからと恐縮する、というのも別の方からお聞きしまして。そんなもんなのか?

近しい人から言われるとみずくさいと思う、というのもあるらしい。いやでも、ふだんから「ありがとう」と軽く言い合う関係性は、そんなに悪いもんじゃないと思う。

「相手がどう思うか慮って、ありがとうと言いましょう」
なんてWebの情報なんかも目にして。いやいや、相手がどう思うかは相手次第なので、いちいちこちらがわかるもんでもなし、わかると思うことこそおごってるやんと思う。

考えてたら、めんどくさくなってきた。

口癖だとしても「ごめん」より「ありがとう」のほうが、わたしはいいと思うなー。


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