とある経営者が、従業員に言ってた。
「勉強になりました」て口にする人に、
「勉強するんだったら授業料を払いなさい。ここは勉強するところじゃなく、働くところ。」と言っていて・・・その会社では「勉強になりました」は禁句だった。
確かにねー、企業は働いてお金をもらうところだから。この人は自分の会社で従業員に勉強されるのはイヤなんだなぁと思った。まぁ一理はあるんだろうけど・・・めんどくさかったな～。
で、その経営者は「ことば」に敏感で、組織内で使う「ことば」を徹底して統一してて、そのおかげで社内の情報伝達はスムーズで、それはすごくよかった。長短あります。
勉強になりました (#^.^#)。ほほ。
ただ、組織ってどんどん変わっていくものなんですよね。
組織は個人の集まりなわけで、「勉強になりました」と言う、言わないはおいといて、その個人がなんらかの成長をしないかぎり、組織も成長しないわけですよ。
で、その成長って、やっぱり勉強してなんぼのもんかと思う。
組織って、一体感がありすぎても硬直化が起こって変化しなくなっちゃたり、過激な集団決定がされちゃったり、慎重すぎて動けなくなったり、といろいろで、そうならないためには、気軽に意見がだせて、周りと一緒にそれを練り上げていけるようになれればよくて、そうなるには、そこで思ったこと考えたことを口にだせる安心感とか信頼感がいるわけで。
そんなところで働けたら楽しいだろうなぁ。
つい、お給料＝我慢料ってなっちゃうけれど、せっかく人生のいくばくかの時間をそこですごすんだから、職場って、経験をつんで学習していくところ、として働けるといいですよね～。まぁ、理想論なんですけどねぇ・・・こうやって言っとけば、やってくるかもしれないですからね～・・・ことだま、ことだま。
