なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

長と出るか半と出るか

桜、五分咲き。

あき待ちしていた駐輪場から「いいとこあきましたよぉ~」と連絡がきた。
留守電のおじさんの声はとてもジェントルな感じ。

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去年の10月にも連絡をもらって、1回パスしています。そのときは駅の改札からとても遠かったから。今回は、改札から30mぐらいの近さで屋根付き。

でも、リモートワークはまだしばらく続きそうで、月に4-5回出勤するだけでよさそう。だけど、これ、いつ解除されて毎日の出勤になるかもわからないし、今の派遣契約も3ヵ月更新だし、もし今の契約が終了して、次の仕事がずっと出勤ってのもありえるわけで、世間が動き始めたら、ぜったい、こんな改札激近の案件は、すぐにはまわってこないし、今は悠々と使えている日貸しの駐輪場も争奪戦になるだろうし・・・

ぐるぐると考えながら、どぉしよっかなぁと、とりあえず駐輪場の窓口へでかけました。

窓口のおじさんは、もう借りるものだと思ってくれていて、顔を見るなり

「あのね!またもうひとつ、もっと改札に近いところが、今、空いたのよ!(改札まで、なんと15mの至近)。ずっと待ってもらってたもんね、こっちでいいよね、改札に近いのがいいよね、いいのいいの、こっちをあなたにまわせるから。なかなか空かないのタイミングよかったねぇ、よかったよかった」

と、わがことのように喜んでくれていて。
その言葉を聞いて、ぐるぐると揺れていた乙女心が決まりました。
おじさんの感じよさが気持ちをぐーっとあげてくれました。

欲しいなぁと思ってる(た)ものが目の前にきたとき、ちょっと無駄遣いになるかも、と思っても、いろんなご縁で廻ってきたのだから、しっかり掴めばいいのよね。

そうだ、勝間さんが子供向けの経済の授業で「自分がありがとう、て言いたくなるものにお金を使いなさい。お金は”ありがとう”が具現化したもの」みたいなことを言っていた。すごくいい考え方だと思ったのよね。

無駄遣いじゃなく、まわってきたご縁に ”ありがとう” として使うお金だと思おう。

契約して帰ってきたのだけれど、やっぱり、ちょっと、うれしい。ふふ。


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