母からメールがやってきた。
父がめまいがするので、朝から救急外来で受診。いろいろ検査してもらって、なにもなくて、点滴して落ち着いて、帰ってきたから大丈夫、と。
ウィルス騒動で帰省せずにいます。
顔を見に行きたいけれど、ぐっとがまん。
電話で、あっけらかんに喋る母の声をきいて、お互いに落ち着いて。
何が正解か。状況とタイミングで判断をする。
心配と不安。
自分の価値観と希望と願いと欲。
相手にとってどうなのか、は、結局はわたしの中での想像でしかなく、こうあってほしいという自分の押し付けになるんじゃないか。
大丈夫、とつぶやく。
お父さんは大丈夫、おとうさんなんだから。
お母さんも大丈夫、おかあさんなんだから。
わたしも大丈夫、わたしなんだから。
根拠があろうがなかろうが、信じる。