「それ、わたしの」
「これは、わたしの」
この意識があるから、あれこれ思うのだろうか。
所有欲? 愛? 愛着? 執着? 依存? 管理欲?
「それ、わたしのじゃない」
て思うから不快感とか理不尽さとかも感じるよねぇ。
お金をだして手にいれたから所有権がある?
お金をだそうが、ださなかろうが、それは「わたしの」に違いないものとか。
わたしの〇〇。
〇〇にいろんなことばを入れてみる。
家、車、服、傘、ごはん、おやつ、おとうさん、おかあさん、兄弟姉妹、子供、友だち、ペット、植木、楽器、音楽、本、おはなし、スポーツ、技術、スキル、過去、記憶・・・
自分の仕事じゃないと思ってるのをいきなり「あなたがすること」と言われたり、いつのまにかそうなってたりする不快感もこの流れのものなんかなぁ。
「これはあなたのものになるからね」
と言われていても、実は手に入らなかったとか。。。それは、そもそもわたしのものじゃなかったってこともあるわよね。こんなに苦労したのに、とか、こんなに愛しているのに、とか、関係なく。
自分のものと思っていたのが、そうじゃなくなったとき。
自分のじゃないと思ってたのが、そうじゃなかったとき。
そもそもに「わたしの」という思いがなければ平穏でおれるのだろうか。
いや、そうなると、個もなくなっちゃうよねぇ?