びっくりしたぁ。
図書館でなんとなく目について、ショッキングピンクのペーパーバック装丁で、最初の1ページだけ読んだら読みやすくて、30代の独身はたらく女子が主人公のお買い物症候群かなんかの話(←これまったくの勘ちがい)かなぁ、さくっと読めるかなぁ と借りました。 いや、すごかった、油断してた。久しぶりに 切なくなって びゃーびゃー泣きながら読んじゃった。一気に読んじゃったので余計 ジェットコースターな感じでした。ぷっと笑わせたり、そうそう と思わせたり、そぉかぁと考えたり、なんだかびゃーっと泣いてみたり(多分、泣くようなシーンではないんだろうけど‥ )
大人になったら、 著:畑野智美
仕事のこと(まったく理解できずイライラするだけの年下部下が頼りがいある子にかわっていったり)、人との距離感とか、恋愛のこと、結婚とか妊活のこと、友達のこと、父母のこと、ファッションのこと、老後のこと‥‥ もう、もりだくさんです。
お洋服を選ぶところで
ネットで調べて「こなれ感」ということばをみて「小慣れ」として「ちょっと慣れている感じ」と解釈、でもどうやったらちょっと慣れている感じになるのか、「抜け感」というけど、それもよくわからない、とか。
周りの環境とか人とかに影響されまくりなんだけど、ひとつひとつ大切に、自分が乗り越えられるように とらえかたをどんどんと変えていく(成長していく?)のとか、乗り越えなければならないがために すごく切ない考えかたをしてたり、その割に現実がとても滑稽だったり。
いやぁ、おもしろかったです。