なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

9月のいけばな

暑さが続いて、まだ秋のお花が出回らないそう。
季節的にハロウィンちっくなお花を用意してみたよー、と先生。
前回、枝をたわめる練習をしたから、今回もその路線でいけてみることに。

たわめられそうなユーカリを1本、まずは手に取りましたら、そもそもの枝のしなり具合がとてもステキで、ちょこっとだけうねうねとさせるだけで、この1本でむっちゃいい感じになりまして、

「せんせい、この1本で、きれいにできました」

と手を挙げてみてもらったら、先生も絶賛の枝ぶり。
   (わたしの生けっぷりではないw)

1本でもいいけれど・・・これにお花を足してみる練習をしようか、となりまして。

ユーカリだし、同郷ってことで、カンガルポーを合わせて、赤い色味がほしかったので、トウガラシをあしもとに。

花合わせは、とっても楽しい。
ただ、この生け方だと、ポーがせっかくのユーカリの枝ぶりを隠してるから、ポーは後ろのほうがいいかもね、とのご指導。

次。

ユーカリをちょっと右に傾けて、左に空間をつくって、足元からクラシックな色合いのカーネーションをいれてみた。

うん、ざ・いけばな。

右に傾けたから、次は左に傾けてみよう!
てことで、剣山も左のほうによせて、ユーカリの枝ぶりが隠れないように、低めに黄色のヘレニウムと、さっきのカーネーションをさらに短くして、いけてみた。

うん、なかなか小粋。
このユーカリの下のほうからのびてる枝を切るか、切らないか・・・

てことで、次は花数を増やして、さっき悩んだユーカリの枝も落として、空間をひろげてみた。

葉っぱをすくのが、なんとも苦手・・とつぶやいてたら、じゃ、これどぉぞ、と、葉をいっぱいすかなくちゃいけない、木いちごを渡されました(^^; 
なんやかんやとスパルタでございます。

木いちごは、最初、葉っぱが枝に左右対称にわっさわっさとついた状態なのを、1枚ずつ、こうかな、ああかな、とカットした状態を想像して、仕立てていきます。むっちゃコワイ。むっちゃ時間かかりました。先生は何も言わずに(ほかのことされてました)時間をたっぷりくれます。あともう1つお花、足してみたら、とオーニソガラムを提案してくれまして、この、ひょろひょろんと横から顔を出す感じが、またいい感じにできあがりまして。

改心の出来。むっちゃ楽しいお稽古でした。


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