人って、どんな出来事も原因を求めたがるんですよね、
特にほかの人の行動の原因を知りたがる。心理学では「帰属」といわれてます。
人のことでも、なんでそんなことを?って考えちゃう。
それをわかっておけば、どんな行動をとるか予測をたてられるし、どうするか備えておくことができるから。
「なんであんなこと言ったのか(言われたのか)な」
「なんであんなことしたのか(されたのか)な」
こういう問いは、あまり意識せずに、頭のなかで何回も繰り返されてて、その答え(?)も、それが正解かどうかはおいといて、自分の中でなんとなくたどり着いてたりする。
正解かどうかっていうのは、
事実はひとつだけれど、真実は人の数だけある・・・てことで、
真実ってのは人による解釈ってことだから、ほんと、多種多様。
いろんな事故や事件のニュースをみたとき、事実はなんなのかなぁ、報道が伝えようとしてる解釈はどういうことなのかなぁ、この人が伝えたいことはなんだろうなぁ、とか、実際はどうなんだろうなぁ、と思いや考えをめぐらせます。
何が起こったのか、できるだけ事実だけをみて、自分なりの真実というか解釈をする。
前はこうだったけど、今はこう、なんて違いもたくさんあって、そうやって右往左往しながら自分ができていくのだと思う。
どう考えるかは自由なので、できるだけ、楽しい方へ、面白い方へと思いつつ、そのとき感じたままに、怒ったり、笑ったり。
結局人のことはわかりませんのでねぇ。
事実がわかったうえで、自分が痛い目をしたのであれば痛いし、損してると感じたらやっぱりくやしいし、大事にしてもらってると感じたら嬉しいし。私にとっての真実(どう感じたか)も私にはあるのだから、それは大事にしないと。
自分ファーストって、そういうのを大事にするってことよねぇ。