なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

足の踏み場

自分が強いことを知らない強さから、踏まれた足の話(たとえ話デス)が頭に浮かびまして。

踏まれた方は痛いから忘れられなくて、踏んだ方はさっさと忘れちゃう。
「そんなこと、いつまでもウジウジ考えずに忘れろよ」と至極まっとうそうにみえるコメントが王道で、「踏まれた瞬間に相手を睨まずに”大丈夫”といいましょう、お互い様です、というのがマナーです」みたいなびっくりするようなコメントもあって。強さを自覚しない人にとっては、それが王道、常識に見えるのかと怖くなった。

時系列で
 1.踏まれる→2.痛っ!→3.ごめんなさいと言われる→4.大丈夫です 
なら、わかる。この、2の「痛い」ということ、3の「ごめんなさい」といわれることなしに、4の「大丈夫です」と言いましょう、は、さすがにおかしくないか?

そいつ、今頃パフェくってるぜ」と言われると、さすがにこちらも気持ち切り替えないとやってられないとも思うけれど、いやでも、すっきりしない。

踏まれたら、そのときに「痛い!」と叫ばねばと思う。言い方云々とかはあとの話で、なんせ「痛いんじゃぁっ!」ぷらす「ぼけぇっ!」とつくぐらいの勢いで発信できる肝の太さはもっておきたい。声が大きいほうが丁寧に扱ってもらえる確率が大きい。ただ声をあげると「雉も鳴かずば撃たれまい」とか「出る杭は打たれる」になる可能性もあり‥さて。

地雷を踏んじゃう、ということばもあって、意図せずにこちらが足を踏んでしまう側になってる状況で、気づけばもちろん謝罪するけれど、どこに埋まってるかわからないから地雷なわけで。あとあとになって「あ、もしかして、あれって、気ぃ悪くしたんちゃうかな」と思いついてもんどりうつことも多々ありです。

足の踏み場がわからなくなって、立ちすくんでしまいますな。いや、のしのし四股を踏んでる感じ?


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