なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

フルートの練習

9月20日の関西、朝はとても気持ちよくて よいお天気だったのだけど、お昼をすぎたら、あれよあれよと雲が広がって降ったりやんだり。天気予報どおりですねー。

今日は午前中、スタジオを借りて吹いてきました。
フルート、たおやかなイメージがありますが、高音楽器で、音がぬけるので自宅では思い切り吹けません。なので、思い切り音を出したいときはスタジオにでかけます。カラオケ店も練習に使うことあるのですけど、どうも落ち着かなくて。屋外は音が飛んじゃうので音楽の練習するのには手応えないんですよね。それに、風が吹くと、フルートってマウスピースに息を吹き込んで音を出す楽器なので、そもそものその息が風にもっていかれて、アンプシュアがうまくいかない。外はおっきい音を出す練習にはいいかもしれないけど、音が荒れます。なので屋内で練習します。いつも借りるスタジオは、PAがついてるところではなくて、素直な防音室。落ち着きます。

先日、リュート奏者がでてる番組をみたので、ちょっと古典っぽい曲が吹きたくなりました。リュートって名前は「フルート」と似てますけど、全く違う弦楽器ね。アラブ文化圏発祥で日本には琵琶になって伝わってる。古楽器で古典の演奏。いやぁ、よい。

なので、今日はケクランの14の小品(Koechlin, Charles:14 PIECES)とバルトークハンガリー農民組曲Bartok, Bela:SUITE PAYSANNE HONGROISE)を練習。どちらも半ページぐらいの小品が14-5曲が集まって、できあがってます。素朴なメロディが次々と展開されていくのがなんともかわいらしく、うつくしく、時にはせつなく、つながっていきます。バルトークはハイツェー(High C)以上の音がでてくるので指さらいの練習しつつ、1拍の中に12連符とか収めるのにパラリラパラリラと吹き抜いたり、これ最終章はどうしても星野源の逃げ恥の「恋」のフレーズだよなぁと、これまた高音のおんなじフレーズを何度も何度も繰り返すので、え、今、何回目だっけ?と、意識遠くなりそうになりながら、楽しく吹いてまいりました。


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