お天気がよかった先日、海まで散歩ならぬ散自転車でちゃりちゃりとでかけました。
うちから海までは 自転車で 3-40分ってところです。
これまでは、通勤のために駅のレンタサイクル(月払い）を利用していたのだけれど、ひとまずこの先未定の退職状態なので、レンタサイクルはいったん解約して、思い切ってマイ自転車を購入しましたの。
レンタサイクルの自転車が乗りやすかったので、同じメーカーのを探して、5段変速のママチャリをゲット。うふふ～。
うれしくて、ほいほいとあちらこちら出かけています。
海にいく道中でサンドイッチとたこ焼きと飲み物を調達、公園から海岸沿いの遊歩道に入って、プチサイクリング♪。遊歩道に自転車で入れるのを知ってる人が少ないみたいで、そこって穴場なんですよー。ご近所の人がのびのびとわんこを散歩させていたり、ゆっくりとジョギングしていたり。
春先の海をみながらのんびりしました。
遊歩道のところどころにベンチがあって、2畳ぐらいの床几みたいな大きいベンチもあって、そこで軽食を広げてもぐもぐ。
いつもはスズメとか鳩とか、ゆりかもめとかがよってくるので、ちょっとパンくずをなげたりするのだけれど、先日はトンビが悠々と飛んでいて、他の鳥たちはおらず。穏やかな海でウィンドサーフィンしてる人たちとか、海面をはねる魚とかみて。
おなかもくちて、気持ちよくなったので、ベンチにごろーんとしたら、見上げる真上に空があってですね、その空が青くて、すじ雲がふわーっと流れていて、もうね、とてもとても気持ちよかったです。
寝転がって空を見るなんて、とんとしてなかったなぁ。これこれ、やっぱり気持ちいいなぁ、と。
「レダ」著：栗本薫 という本の主人公の男の子が「世界とひとつになりたい」と夢想するシーンがあって、こんなときは、いつもそのシーンが頭をよぎります。
ちなみに、このご本、未来社会を描いたSFで、クラスメートとの会話も、「これはAパターン、あ、これはBパターン」とか、コミュニケーション手法の定形をいくつかもりこんであって、そんなのも面白かった。愛読書のひとつです。
床几状のベンチで 少しうとうとして、さ、帰るべーと、遊歩道をずーっと海沿いに進んで、そのまま街中へもどれるはずだったのが、いつもと違う風情で、よく見ると、れんががあちこち剥がれて、アルミ柵もへしゃげていて、堤防のコンクリもえらいことに。どないしたんや、これー、と思いつつ進んだのだけど、街へつながる直前で通行止め‥えーーーっと引き返すと、途中にちゃんと看板がありました。
去年の台風21号の被害と書かれていました。相当です。
えっと、調べたら台風は2018年9月4日。現在2019年3月。海にはちょくちょく来ていたつもりだけど、9月から海に来てなかったんやなぁ、その余裕ないぐらい仕事大変やったんやなぁと、ちょっとしみじみしました。
さて、気候は大好きな5月にむかっています。
また天気のよい日にぶらぶら出かけます。
