毎日オフ。
普段からゆるゆるですが、そのゆるゆるに拍車がかからないように、自分を叱咤激励中。
「四月は少しつめたくて」著:谷川直子のご本のなかで、詩のカルチャー教室に集まる50代前後の女性たちのファッションチェックがあって、きちんと雑誌とかチェックしてそのエスプリを取り入れて出席したら他の仲良しとかぶっちゃって、でもそれをキャッキャしてるのとか、別路線の一派が自然派嗜好でゆるくスカーフ巻いたりしてたりとか、その描写が、あまりにもわかりやすくて、ついつい頬をゆるませながら読みました。
私はバブル時代のしっぽに少ぅしかかってる世代で、でも、ブランドとかには縁がなくて、でも、あれは格好いいなぁとか、あの色合わせはよいなぁとか、よいモノをよいと思える感性をずーっともっていれるといいなぁ。
お気に入りのモノって値段じゃないけれど、その値段の意味とか、それを身に着ける意気込み、心意気、とかもわかるようになりたいし、いつまでも、たくさん驚いて、びっくりして、いろんな違いがあることを楽しみたいなぁと思います。
あと、思い浮かんだのが、槇村さとるの「Real Clothes(リアルクローズ)」の
「服の力を借りるのよ」ってセリフ。
なかなかいい言葉だなぁと記憶に残ってます。
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わたくし、メイクも超ナチュラル好みで、もう、日焼け止め下地に軽くファンデーションでおっけー!な毎日なのだけれど、そんな私も、普段使いのファンデーションが製造中止になって、数年ぶりに別メーカーのファンデを使用開始したときに感じたことを。
まず、これまで使ってたのが無香料のファンデだったので、おニューのファンデの香料に驚き。お顔につけるので、ま、香りはストレートにきますよね。
最初はちょっとおよび腰で使い始めたのだけど、なんというか、ふと、その香りが応援してくれてるような気がしたんですよね。
2月に退職したのだけれど、生活を変えるのに気分も重~くなりがちだったのを、出勤前のお化粧のとき、身支度して自分をセットアップしていく中で、その香りが「がんばれ~、よ~し、いけるいける、いけるで~」て言ってくれている感じ(笑)。
この化粧品を開発した人がいるわけで、そのチームの人たちが、このファンデにはこの香り、て、きっといくつも試して、よしこれ!て思う香りを選んでくれたわけで、その開発に携わった人たちのこの製品にこめた想いっていうか、そんなものに思いを馳せると、なんとなく嬉しくて。
とりとめもなくですが、お洋服もお化粧も、力をお借りしています。