なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

成人は大人?

成人の日は1月15日だったのが、ハッピーマンデー制度ができて1月の第2月曜日になって、2023年の今年は1月9日が成人の日。ありがとう3連休。
「成人式」とよばれていたのも、今は18歳から「成人」になるから、成人式は「はたちのつどい」になってるそうな。

年齢も、厳密に誕生日をもってしての年齢というより、学年として「年度」での年齢換算だったりするから、なんとなくの「括り」よね。大学生になると浪人生やら留年生やら社会人学生やら上下入り混じるから「学年」でもくくれなくなって・・・ま、あいまいなものよね。

で、成人って、法的には「一人で契約できて、親権に服さなくなる」年齢の区切り。
じゃ、成人=大人かといわれると、そんな感じはなくて、20歳ってまだ学生だって人も多いし、仕事についたって、まだまだ「若造」とか「半人前」だったりするし。

心理学者のエリクソン
 乳児期→幼児期→遊戯期→学齢期→青年期成人期→老年期
ていうライフサイクル論をうちたててる。

この、青年期成人期 ってのが大人になる時期かな、と思う。
青年期はアイデンティティ(自我同一性:自分が、自分の思ったようである)ていうのが確立される期間で、成人期は社会的にいろんな役割をになって次世代へとつないでいく期間、とされてます。

大学生に、青年期の終わりはいつか、て調査(2007年)をしたら、18歳から35歳までの幅広い回答があったとか。
まぁ、自分でも未だに自分の「青さ」に辟易することがあるから、大人っていう定義も曖昧ではある。ただ、いろんなことを、自分で対処できるようにはなってる。わからないことがあれば、どこかに、だれかに聞けばいいことを知ってるし、故障やらなんやらも問い合わせ窓口を探し当てて相談やら交渉やらをしてるから、そういった困りごとを自分でなんとかできるようになってる自分は、ちっとは大人になっとるな、とも思う。

ある年齢になったからといって、すぐに「大人」になれるもんでもなくて、大人になるって、まったくもって、時間がかかってて、わたしは今だに途上にある感覚だし。

大人として、何が求められているかってのも、多様化してて、どんどん変わってきてる。黙ってたほうがいいのか、騒いだ方がいいのか・・・状況を見て動ける力があるってのも、大人ってことかな。

大人(成人期)になったとしても、アイデンティティのゆらぎはあって、自分がどんな人間で、何がしたくて、何ができるのか、できるようになるのか、都度変化があって試行錯誤は続いてて、そして、何をせずにこれて、何ができてるのか・・そういうのが少しずつ積み重なって、豊かな、自分でしかありえない人生になっていってるんだろうなぁ、と、学んだことが刺激となって、いろんな思考が飛び回っています。


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