なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

価値とは ビジネスとは :アニメを見て思う

ビジネスとおつきあいは似てるけど違う。

その定義って、あるようでなくて、自分で考えて、自分の経験と知識から理解していくものかと思う。事業を継続していくための「経営」ってなると、ちょっとおっきくなっちゃうので、そのくくりじゃなくて、ビジネス、てのを考える。

まず、ビジネスって利益をだしていくのが基本。自分がちゃんと得をすることが大事。でもそれは、相手に損をさせるってことじゃなくて。売る側も、買う側も、得をするように。おつきあいは、利益云々じゃなくて、情とか嗜好が主になるかな。。。
で、ビジネスの利益(得)っていうのは、価値の交換から生まれる。交換=商売。
供給と需要。売る側 と 買う側。商品がお金になって、お金が商品になる。

売る側、買う側、双方にとって、そのモノ(商品)がどれぐらいの価値があるのか。

最近見るアニメが、どれもこれも、こう、「ビジネスとは」「価値とは」ってのを考えさせられるんですよねぇ。

 

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」

転生ものかぁ、主人公かわいいなぁと見始めたのだけれど、商売のことがよくわかる。自分にとってはなんでもないことが、相手には欲しくてたまらないものだったりする。それをどう「価値」にしていくのかが、おもしろい

 

メイドインアビス 烈日の黄金郷」

冒険もの、登場人物みんなかわいい、絵がものすごくキレイ、と見始めたのだれど、なかなかにグロいシーンもでてきてびっくり。キャラから想像つかないダークファンタジーな展開、いろいろと面白いデス。
第2シリーズの、価値の交換についてのお話がおもしろくて。「わたしの本体は”匂い”、だから身体がほしい」という登場人物とか、”匂い”が記憶、となっていたり・・・実体のない「気体」の表現が、魂ってそういうもんかも・・と思ったり。

 

「アルテ」

中世のイタリアで、女の子が画家になっていくお話。

仕事ができるだけでありがたい・・なんて考えてるんじゃないでしょうね。
「たとえ安くても、絵の仕事ができるだけで幸せ」なんて思っていてはダメ。
それでは、自分はその程度の価値のものしか作れない、そう言っているようなもの。
そんなものにお金を支払わせるのは失礼よ。
高い対価にみあった満足を与えられるという自信をもつ。
そのためには、出自、女ということ、経験、持てるものすべてを武器として使って仕事をする。より満足させる、自分が価値あるものだと見せる、自信たっぷりにみえるように 姿勢を保ち、常に笑顔で、ゆっくりと動き、ゆっくりと話す。

自分を謙遜するのがよし、とされる日本で生まれ育ってるから、でしゃばってるように見せずに、上品にアピールして、印象付けていくのってハードルが高いなぁと思っているのだけれど「姿勢を保って、ゆっくり動く」ていうのは、これから老齢になっても使えるわ。

てことで、まずは座ってるときも、腹をへこませておるようにトライ。


スローライフランキング