なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

失敗を受け入れられないと、どうなるか。

小説やドラマで目にするトーリー。
コトがこじれるのって、失敗を受け入れられないところから始まるんですよね。

失敗を受け入れるっていうのは、自分で「あ、なんかやらかしたな」とまずは気が付くことで、それから、やっちまったことはやっちまったことなんで、「じゃ、どうしよう」と考える。「じゃ、どうしよう」と考えることから、自分で責任を取ることにつながっていく。責任をとるっていうのは、ちらかったのなら片づける、誰かに迷惑かけたりイヤな気分にさせてしまったんだったら、まず謝る、間違ったのだった正したり直したり、後始末をしたり・・・できることを考えて、する。状況によっては走って逃げるが正解のときもあるかもしれない。

失敗を受け入れられないってのは、まず、自分がやらかしたことの自覚ができないってのが大きい。全体を俯瞰する力、冷静さ。これは、なんかやらかしても、自分でどないかできるやろう、という自信というか、自分でできることを自分でやろうとする意識というか、うつ手を思いつくための経験値も不可欠やんなぁと思う。

失敗を受け入れられないと、どうなっていくかというと
・自分のことを悪く言うようになる(わたしがあかんから・・)
・決められなくなる(どっちにするか、わからへん)
・よかったことよりも、失敗したことばかり考える
・努力もしないであきらめるようになる(やってもあかんに決まってる)

↑このあたりだと、まだその人だけのことで済みそうだけれど

↓こうなってくると、周りがまきこまれて被害増大。

・自分勝手なルールを考えるようになる
  (わたしはこうじゃないとできへんねん
・人の言うことを聞かないで、自分のやり方でやろうとする
  (あんたが言うことは間違い、わたしの言うこと聞いてたらええねん
・自分の間違いを人のせいにする
  (あんたのせいや!)
・完璧にしようとして問題をややこしくしてしまう
・うまくできないかもしれないと心配で、ぎりぎりまでしようとしない

などなど。実際に私の周りでもよく起こるあれこれ。
失敗することの耐性がついてないと、てんやわんやになってしまうんだな。

なんでもかんでも完璧にできるものではなくて、失敗はするもので、失敗したときに、何がどうなったかを考えて、じゃ、どうしよう、と考える力をつけるのが、生き抜く力なんだろうなぁ。

「ミステリと言う勿れ」という菅田将暉くんがでてるドラマを見ていてね、この失敗を受け入れられないパターンのお話が次々と出て、なんとも面白かったのです。鎌倉の13人の義経役とは全然違う役どころ。菅田将暉くん、いやぁ、達者な役者さんです。


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