なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

150人

大脳新皮質
脳の表面を占める皮質構造で、進化的に新しい部分。
知覚、記憶、思考、随意運動、言語などをつかさどっている部位で、この部分は社会的行動に関わる部分と言われています。

進化論的な研究では、その”種”の群れの大きさと、大脳新皮質の大きさが比例するのだとか。で、人の脳の、この大脳新皮質の大きさから割り出すと、「ひと」として、その群れの数は150人となるそうな。

進化論といっても、爬虫類から哺乳類になったときにできた部位、という説なので、まぁ、「ひと」としては太古の昔からそんな変わってない、のだそうで、アルタミラの洞窟壁画が描かれたような時代の集落の人数が、150人ぐらいだったのかな、と想像してみる。

~♪ 1年生になったら、友達100人できるかな ♪~ という歌も、あながちはずれてないな、とか、今の世の中、ネットの世界でフォロワー〇万人とか、桁が違ってきてるよな、とか、だからこそ、脳でコミュニケーションが処理しきれなくてストレスフルになってるのかな、とか、じゃ、私は実際、実生活で150人とお付き合いあるかな?とカウントしてみるけれど、大きなくくりではそれぐらいさくっといくけれど、日々言葉を交わす人、とすると、そんなにはおりませんわね。

この150人説ってのも、いろんな説があるから「絶対」じゃなくて、500人ぐらいって説もある。だから、「そんな説もあるのねぇ」ぐらいのお話。

この150人説で会社のリストラを進めたところがあったり、オフィスのフロア人数の上限を150人にしてみたり、とかもあるそうな。いろんな研究結果を企業の効率化のために導入する・・・て、いいこともあるかもしれないけれど、良しあしあるよなぁ、たしかに、ある実験の結果、ある数値がでたとしても、別の見方をしたら全然別の見解がでてくることはザラだろうから、素直にとりいれちゃうのも危険なような気がいたします。

視野は広く、ですね。


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