なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

不安と怖さと好奇心と自信

子どものころは、知らないことに対して、不安よりも好奇心のほうが勝ってた・・いや、そうかな? できないこと、わからないことには、やっぱり癇癪おこしてたな・・
それでも、知らないってことに、それほど不安は感じてはなかったかな。

今は、知らないことに対しては、好奇心よりも不安で、色々と調べるのは予防のため。
備えあれば憂いなしって、言うけれど、そうじゃなくて、憂いばかりで備えをせっせとしてる感じですわね。

知らないことを、安全な環境で自分でトライエラーして、どんなものなのか体得していければ、それは自信になるけれど、不安な環境でトライエラーしなくちゃいけない場合は、なかなか自信なんてできなくて、場当たり的なことで乗り切るばかりで、何が正しくて何が間違っていたのかもわからず、ただただ疲弊して、怖くてたまらない・・・てときもありました。

むかーし、ラジオから流れてきたので、車屋さんに勤めてた女性事務の人の投稿で、お客さんから電話が入って、整備のことだったので、整備士の若い男の子に電話を変わろうとしたら「なんでボクが電話にでないといけないんですかっ!」とキレて、絶対電話に出ようとせず、そのまま辞めてしまった・・というようなエピソードで、最近の若い子は・・・というようなトークだったのだけれど、これ、お客さんとの電話対応が、どんなものか知らなくて、その若い子は怖くてたまらなかったんじゃないだろうか、と思う。

怖さ、は安全な環境でトライエラーすることで緩和される。馴化(じゅんか)ってやつですね。馴化は心理療法のことばだけれど、難しい仕事ができるようになるのも、同じ道筋なんじゃないかな、と思う。

怖くないように、でも無茶をしないように、知らないこともどんどん試せて、いろんなことをスマートにこなしていけるように、そんな感じにいけるといいなぁ。

知らないことに遭遇したとき、不安じゃなく好奇心をもつには、「意外といける」っていう経験からの自信がいるのよねぇ。


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