なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

6月 父の日にむけて

食品スーパーのポップを見て季節行事に気づくことが多いです。
次の日曜日6/20が父の日ですね。
母の日にして、父の日に何もしないのはあかんよな、と毎年考えます。
母の日と同じく、食べてなくなるもので体によさげなもの、ということで、高島屋の通販でうなぎのかば焼きを見繕いました。

今年の父はがんばっています。
4月に大きな心臓の手術をして3週間弱で退院してきました。自分の足で歩けています。外出はちょっとしんどいらしいけれど、家の中でせっせと移動して足腰が弱らないようにがんばっているらしい。緊急事態宣言まっただなか、私は実家へは寄れず、父とも電話で話すのみですが、阪神が~、お相撲が~、家の修理が~、と元気でしっかりとした声を聞いています。
そんな父に、1級の障碍者手帳が交付されました。今はただ術後でさくさくと歩くことができないぐらいの不自由さと思っていたので、1級の重さをはかりかねています。なんとなく私の中で高齢者の障害=痴呆という意識があるんですね。父の場合、年相応の物忘れなんかはあるようだけれど、受け答えも、考えもしっかりしている(と思っている)ので、老人ではあっても障碍者というのがピンとこない。いやでも、大事にしなければ。

障碍者である認定。
初めて社会が何をどういうふうに手助けしようとしてくれているのか、その実際を目の当たりにし始めています。いろいろとありがたい「こと」が手配されています。情報を見に行くと「こと」は「サービス」と書かれていて、私的にはちょっと違和感があります。なんだろう‥サービスとしてしまうと、なんだか対等の関係性が崩れるような‥もっといい言葉、ないのかな。いやでも、健常者と少し違う観点での暮らしの中で配慮してもらえるあれこれ。たしかに、ここの、こういう、ちょっとのことで、こんなにも助かる・・・ということが沢山あります。こういったことごとを整えてくださった(ている)方々がいるってことにも感謝。

世の中はまだまだ知らないことだらけ。


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