なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

手術から生還しました

父の心臓の手術が無事に終わりました。
10時間かかると言われていて、これまでの経験からプラス2-3時間になることが多かったので、もう、12時間ぐらいの夜中までコースと覚悟していたのですが、上手に施術していただいたみたいで、7時間ぐらいで手術室から生きて出てくることができました。

危ない手術ということで、手術前に顔を見ることができる家族控室に入れる一人は母に。

私は予定どおりカーシェアで車を手配して、駐車場で車内待機。ただ、トイレや院内のコンビニ利用に、何回か病院内に入らせてもらって、1回だけ、それとなく家族控室をさささっと覗いて、遠くから母に手を振って。

ここのところ関西は小汗をかくような陽気から、10℃を下回る寒さになって、気温の振れ幅が大きくて。車で待機するのに、毛布がわりになるようにダウンのロングコートに、ストール、どんどん脱いでいけば半袖になれるように服装調整。水筒にお湯を入れて、お弁当も持って、図書館で借りた本を持ち込んだけれど、気もそぞろで全然読めず。母からメール連絡が入ってないか、10分おきぐらいにメールの送受信ボタンをタップして、カーシェアでスズキのソリオというBOXっぽい天井が高くて、座席を倒すとフルフラットになる車を借りれたので、足をのばして、ちょっと寝転がってうとうとしたり。立体の駐車場の屋上の一番はしっこに駐車できたので、隣の工場の敷地のちょうど桜が綺麗に咲いているのを眺めたり、南側には新幹線の線路があって、小さくゴォーッという音の行き交う新幹線を眺めたり、線路までの間にある私立の高校の球戯場かな、人口芝生のテニスコートやフットサルやバレーボールコートがあって、放課後に運動している若い子たちを眺めたり。声とかは聞こえず、なんだか、とても静かでした。

想定していた時間よりもずっと早くに、母から電話が入ったので、車の中で一人でものすごく慌てました。電話では、あと1時間ぐらいで手術が終わるので、術後の説明も母一人で聞かねばならないところ、私も同席させてもらえるという連絡でした。医師から「なんとか生きて手術室から出れましたのでね」と、順調に手術が進んだ説明を聞きました。それに事前説明では入れないという話だったけれど、ICUで術後の父の顔を見ることもできました。麻酔で意識はないので、聞こえているかどうかわからないながらも、母と二人で声掛けして、早々に退室。

次は3-5日後にICUをでれるかどうか。

おとうさん、がんばって。


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