関西、昨夜から、しとしと雨です。気温14度までさがってきました。
はりねずみのゲージも床ヒーターをスイッチオンしました。ハリネズミは30℃を超えても夏眠するし、寒いとこれまた冬眠しちゃうので、25度ぐらいを維持するようにしています。さて、
「自分が絶対正しい」と思っている人に振り回されない方法 著:片田珠美
を読みました。おもしろかった。
まずは、振り回す人ってどんな人かって分析する章があって、次に振り回される人の分析の章があって、じゃ、こういう対応がありますよって章があって、さいごに、あなたは振り回す人になってないかチェック~(分析の実践?)、みたいなつくりになってました。
たしかに「自分は損ばかりしてる」みたいに考えがちなんだけど、実は振り回すほうにまわってた?と思うふしもあり、なかなかに考えさせられました。
いい人であることは素晴らしいけれど、世間を生きていくには、斜めにモノを見る力が必要よ、と教えてくれている。
いい人=他人が満足するようにうごく=振り回される人になる、という構図。
HSPというか、周りがどうなのか、つい気が付いてしまうタイプってこれかもしれない。周りが満足することで自分が承認される、成長するなかで周りに迷惑な人がいない環境だと疑う力が養われていない、などなど。
上司に仕事を頼まれたら「上司が満足するような仕事をしよう」と思うし、同僚が困っていたら「助けてあげたい」と思う。学校では先生のいうとおりにすることで「いい生徒」だと思われる振る舞いをする。コミュニケーションでは自分が何を言いたいかより、相手が何を求めているかを優先的に考えてしまう。この人たちは相手の利得になること自体をむしろ喜びと感じるので、まさに標的になる。
対応策としては、まずは人を分析する力をつけなさい、と。なんでも鵜呑みにしない、言われたことをすぐにそのまま実行しない、ほんのちょっと交渉することから始める、とかとか。
ほんのちょっとの交渉っていうのが
今日は無理だけど、3日後までならやれます
一人では無理ですが、二人ならできます
全部は無理ですが、ここまでならできます。
**さんがここをやってくれるなら、残りはやります
対応できることだとしても、必ず条件をつけて引き受ける。こういった言い方ができるようになると、なんでもかんでも押し付けられなくなってくる、らしい。
もうそんなん当たり前やん、てことなのかもしれないけれど、多少は気づいてやっていることだったりもするけれど、私はこういったスキルが低いよなぁと痛感しているので、とても参考になります。
実践にもっていけるかなぁ。