なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

会社のやめ方 準備編

まずは「やめよ」と決心することが必要ですよね。これが、なかなか。

それであってるのかどうか、あとで後悔しないか、とか周りからどう見られるか、どういわれるか、それからどうするのか、自分はどうなるのか。ヤだなぁと思う事があったとしても、それでやめるってどぉなん?とか。なんだか負けたような気がするとか、逃げるような気がするとか、自分をなさけなく思ったり。やめるって考えること自体、自分が病んでるってことじゃないのか、とか。自分はどう感じてるのか、どう考えてるのか、それは意識なのか無意識なのか、スピリチュアルにどうなの、なんか引き寄せちゃってるかなとか、やめて生きていけるの、とかとか‥‥て、具合なんですけど、考えるのはいくらでもできるので、心ゆくまで考えたらよいのです。

で、その考えることを、メリット、デメリットに分けてノートにひたすら書き出す。

書いたことを自分でじっくりと見て、「やめる」のではなく、「続ける」ことはできないものかという視点でも検討してみます。これがこうなれば続けられるな、てことも具体的に。

第1段階として、すぐに「やめる」とするのではなく、やめたいと感じるほど困っていることを上司に報告して、それを「こうしてほしい」と具体的な要望を伝えます。そのとき、「なんとかしてくれ」だと かえって状況が悪化することがあるので、自分が「こうしてほしい」とか「こうあってほしい」をできるだけ具体的にうちだすこと。

それでも改善されなくて、やっぱりここで働き続けるのは無理だな、となったら、自身で判断、決心して やめる方向で動き始めます。

まずは、やめたい日、いつまで働きたいかを決める。
担当してる業務の波というか区切りをみて、この時期だったらやめやすいな、というのを想定する。
有休があるなら、その消化も考える。「やめる」と意思表示する前に消化しちゃうという手もある。半日有休が使えるなら、午後からのゆっくり出社をしたり、お昼までしか働かない日をつくって、のんびりする。どうせやめるんです(笑)。

で、やめるときは業務引継ぎが発生するので、引継ぎしやすいように書類やデータを整理しておく。引き継ぐ業務一覧を作って、何がどこにあるかまとめて、マニュアルとか手順とかがあれば、「引継ぎが終わるまではいてもらわないと‥」に対応できます。誰に引き継ぐのかは上に指示してもらえばよいし、直接引継ぎができなくても、これらが整っていたら「引継ぎ内容はここに書いてます、読めばわかります」と言えばすむので、日ごろの業務をこなしながら、ちまちまと整えておくのがよいです。

あとデスク周りの私物も整理。自分のものはちょっとずつ持ち帰っておきます。あまりあからさまにすると周囲に勘繰られるので、さりげなく、さりげなく。

それとなく整ったら、あらためて上司に「ちょっとお時間いただけますか」と声掛けします。そのときはメリットデメリットを書き出したものを手元にもっておくといいです。「やめる」ことを切り出して、その理由をきかれると思うので、書き出したデメリットを伝えます。

その伝え方なんですけど、主語を「ひと」ではなく「こと」にすること。誰かひどい人がいたとしても、会社は辞める人より残る人を大事にします。書き出したデメリットを変えることができないのは自分でもあるので。わたしは、上司と話す前に、一人シュミレーションをぶつぶつとしてました。「私のスキルではここでお役にたつことはありません」とか言ってたかな。

そこで退職日の合意ができれば、淡々と手続きを進めます。

書き出したメリット、デメリットは、これからどう進むのかのヒントにもなります。次はここだけは妥協したらだめだ、というのも自分でわかりますし、そうならないようにこう動こうという指針にもなります。

今の日本の年齢別の人口分布をみると、わかりきってはいますが、若手がどんどんと減少してますよね。てことはですよ、働き手がどんどんいなくなるってことです。寂しいことですが、そこにチャンスはあるかな、とみています。売り手市場です。AI化も進んでいるけれど、まだもうちょっと働くチャンスはあるでしょう。
仕事は選ばなければあります! でも、選ばないと続かない‥んですけどね(笑)

あれこれ我慢しすぎずに、自分にとって、どのあたりのバランスが心地いい暮らしなのかをじっくり見極めて、機嫌よく日々をおくれるように邁進中です。


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