なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

まわりがすごいと思うのは成長か退行か

子供のときから、運動能力はさておき、わりと「できる子」的な立ち位置で、中学までは同級生をすごいと思うことがほとんどなかったのですが、高校に入ったとき、「わ、このひと、すごい」と思える人がでてきたのです。

本当にすごい人たちだったのだけれど、もしかすると、中学のときだって、みんなすごかったのかもしれないのを、私がわからなかっただけなのかもしれない。
周りの人のすごさがわかる、というのも成長なんだろうか。

で、社会人になって、仕事をするようになって、まぁ仕事もそこそこ「できる」ほうだと自負しているのですが、今の職場で20代の女性方と一緒にお仕事をしていまして、そんなお若い方とお仕事するのなんて、とても久しぶりで、とても面白いのですが、その方たちの処理能力の速さとか、記憶力のよさが、なんともすごいのですよ。それぞれ個別の能力ととらえていたのだけれど、もしかして、これは、わたしの能力が退化してきているのかぃ?・・・と心配になってきました。

手際のいい感じとか、見事な手の抜き方とか(褒めです)、仕事領域のnot my businessの主張の仕方とか、「それはこうこうこうでした」と即座に答えられる記憶力とか・・・自分に無理のないようにきちんとする力ってのがしっかりと身についている。これは、最近の教育の成果なんだろうか。判断するには対象が少なすぎですが。

私もここにきてやっと、雇われ仕事であくせくするのはやめようと力をぬいているんですけど、その力を抜くのに「覚えとかんでもええやろ」ってのがあって、記憶力を積極的に使ってないんですよね。あー、でも、もともと覚えておくのは得意じゃないよなぁ、だから今ここにきて退化してるってわけでもないよねー、なんて考えたりもするんですけど、年齢とともに変わるってことも、わかってないといけないかもしれないですねぇ。

 

 


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