なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

サイズ感

こういうのは、チックリット映画になるのかなぁ。「バーレスク」をみました。チェコスロバキアの映画。太目の女の子、といっても学校の先生なんだけど、その子がダンス好きで、バーレスクといういわゆるストリップダンスに夢中になっていくお話。
女優さんはEva Hacurová(エヴァ・ハクロヴァ)という方。この方、映りの角度によって、ブリジットジョーンズのレニー・ゼルウィガー(Renée Zellweger)と似てるなぁと。コメディではなくて、いろいろな煩悶が描かれていて、かつ綺麗で、とても面白かったです。

こういった女性って、お洋服はいわゆる「大きいサイズ」になりますよね。
最近、ナイキで太いマネキンが話題になりました。アメリカのドキュメンタリー番組でお洋服のメーカーが細い女性の洋服をメインに流通させていることへの批判がされていて、その統計では女性の70%が13~17号の服を着用しているとか。とすれば、商機をのがしているよね、という動きがでてきているそうです。この流れは歓迎。にしても、話題になったナイキのマネキンは太すぎると思う‥。

「大きいサイズ」ではなく「プラスサイズ」というそうです。プラスサイズのモデルさんも雑誌やメディアで見かけるようになりました。とてもステキです。でも、プラスサイズとなってしまうと、やはり、一般需要より太いと思うのです。

日本のTVでも太い(あえて太目とかぽっちゃりとかはいいません)女芸人さんがたくさん活躍されるようになってきています。キャラクターとしてそうされているんだろうなと思うのですが、世間一般って、もうちょっと、その間ぐらいのサイズの需要が多いのではないかな、と思います。

わたしの両親はともに身長160cmをこえていて、わたしも、もれなく160をこえています。子供のときから背の順に並ぶと後ろから2-3番め。聖子ちゃんのひらひらブラウスが流行ったときも裄丈があうブラウスがなく、若い頃は靴のサイズも23cmしか流通しておらずで苦労しました。わたしが社会人になったころから和田アキ子さんでも履けるようなビッグサイズの綺麗な靴が流通するようになってきたと記憶しています。

あと、高齢になっていくにつれて姿勢も変わってくる。そういったお洋服は「ユニバーサルデザイン」というらしく、また別のジャンルかな。

お洋服に体型をあわせるのではなく、自分の体型にあった素敵なお洋服を、無理なく楽しく選べるといいなぁと思います。


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