なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

チックリット

昨夜は読み始めた本が面白くて、いつのまにやら午前2時を過ぎ、いくらなんでも寝ましょうかね、と。外は雨も降り始めていて、朝JOGもなしやなぁと眠りに落ちました。
で、ゆっくりと目覚めて、今日はゴミの収集日なのに、すっかりゴミを出し損ねています。まぁ、季節も少し涼しくなってきてるので、来週の収集日まで あまり酷いことにはならないだろうとあきらめました。

さてさて、読みとまらなかったのは「ニューヨークの魔法使い 著:シャンナ・スウェンドソン」。魔法ものです。魔法ものは、中学のとき書店で「星を帯びし者 著:パトリシア・A・マキリップ」の〈イルスの竪琴〉シリーズの第1部を手に入れて、難解やなぁと思いつつも、のめりこむように読んで、高校になって第3部を読む終わるまで何年も続きが出るのを楽しみに読んだ記憶があります。
今回読んだ「ニューヨークの魔法使い」はもっと軽くてコミカル。
ごくごく普通のOLケイティが魔法の影響をうけない体質ということで、リアリティチェックとして株MS&I(マジック・スペル&イリュージョン 魔法・呪文&めくらまし)に転職して活躍するお話。魔法も使えない、かからない、という普通の女の子が主人公で、逆にそれが強みになっていく面白さ。

あとがきに「チックリット Chick Lit =現代社会に生きる若い女性の自分探しをコミカルに、あるいはシニカルに、描く小説」と描かれていて、あ、そういう分類があるんだと知りました。2000年初頭からでてくる言葉みたいですね。あのブリジットジョーンズの日記がはしりだとか。こないだ読んだ「リニューアル・ガール」もそうかな。その手の本がひとつの流行りとしてあるんたぁ。流行りにのせられるのはちょっとシャクだけれど、面白いし、流行ってるからこそいろいろ出版されていて読めるってことだろうし、その系統の本も好物なので、本を探すキーワードとしてメモしました。


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