なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

ドキドキ

GW直前(もう入ってる?)の関西。
陽射しは夏っぽいんですけどねぇ、空気がキンと冷えていて、部屋では灯油ストーブたいて、足首が寒いからレッグウォーマーにホッカイロをいれています。

物心ついたころからマンガや物語が大好きで、現実と空想の境目もあいまいで、ドラマみたいなことがそのうち現実にも起こるもんだと思っていた若かりし頃。そんなこたぁ起こらないんですけどね。年頃になると、ちょっと気になる人がいると、もうこれは恋なんだと思ったり、キュンキュンした恋心のシミュレーションをひとりしてみたり、「おまえのことが大好きなんだっ!」と叫ばれたり、壁ドンされたり、授業中に腕をつかまれて走り出される・・・・とかとか妄想して退屈な授業時間をすごしていました。

学生時代は下宿、といってもワンルームアパートみたいなのに住んでおりまして、周りもみな同じ学生。あるとき、同じアパートのA子ちゃんの部屋のドアをBさんが「開けてくれ~」とドンドン叩いていて、そこにCさんが現れて殴り合いみたいになって。あれ? でも、たしかBさんはD美ちゃんの彼氏さんではなかったっけ(・・? ‥ みたいなことに遭遇して、おぉ、ドラマのようだ、A子ちゃん、ちょっとうらやましいぞ、なんて思っていたのですが、いざ、自分が好意を持っていない相手に、どうみても誤解されている感じで、自分の感覚では常軌を逸したアプローチをうけたときは、もう恐怖しかなくて、A子ちゃんがそのとき「コワイ」と言っていたのが理解できたのは、ずいぶんとあとになってからでした。恋心のドキドキと、恐怖感のドキドキ。当事者にならないとわからないこともたくさん。

 

 恋かなと 思っていたら 不整脈 ~シルバー川柳

これも怖いですけどねぇ。


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