2020年大晦日の夜明け
左上の点は飛蚊症じゃありません。飛行機が入りました。
南の遠い低い空には一面まっくろな積乱雲。あいかわらず世間が大雪のときは、この雲がみえます。上空に映ってるのは朝日で輝く雲、東からずーっと空いっぱいが金色でした。
2020年の計は「なんせ遊ぶ」でした。
そのことばにのって街ピアノを弾くようになりました。
年末にも近所の街ピアノへ。
最近弾いてるのはハウルの動く城‥練習に練習を重ねている人生のメリーゴーランド。
いつもは夕方に弾くことが多いのだけれど、年末のお休みに入ったし午前の早い時間に弾きにいってみました。夕方とは人の流れとか雰囲気も違って面白い。弾いているとお買い物の人たちが足を止めてくれたりして、その中にいたちっちゃい女の子（歩き始めたぐらいの子）が前のほうにきてぷるぷると踊ってくれてました。拍手をもらえたのは、きっとその子のおかげ。嬉しいかぎりです。このあいだの大阪で弾いた時も、同じようにちっちゃい女の子が踊ってくれてたのですよ。なんだろう、ワルツだから体が動いちゃうのかな。嬉しいなぁ。
曲はとてもいい曲。
ですが演奏は崩壊寸前となってます‥とほほ‥わたしの中では今にも崩れ落ちそうなお城の状態‥ま、そんなアニメでしたけどね‥危ない、危ない‥えっちらおっちら。
日々の練習はヘパーデンをあまり刺激したくないので、気が向いた時に1-2往復するぐらい。ずーっと長時間は弾かないようにしてます。
自分で弾けるようにアレンジはしてるんですけどね、左手の和音をがんがんとばしてるので手の位置感覚は弾いて覚えないとまずい。右手はオクターブ和音でメロディを奏でていて、こちらはメロディが頭に入ってるからそれほど音をはずしてはない。なんとか止まらずには弾けるんだけど音を外しまくってます。聞いてる人は「こけっ」てなってるだろうなぁ。
楽譜見て、手もと見て、てのは目も（飛蚊症だし）おいつかない・・もぉｱｯﾁもｺｯﾁも‥
やっぱり暗譜するしかないかなぁと主要なところは覚えてみたものの、つぎは主要なところ以外がぬけぬけになるという始末。
「指」に「目」に「記憶力」に。自分の変化をまのあたりにしてます。
歳をとってできないことが増えていくのは「神様にかえしていってる」んだそうです。
いやでも取り立てはそんなに厳しくないやろうし、もうちょっと貸しといてもらえませんやろか。
人生のメリーゴーランド。
音をはずさずに、きれいな和音で、かっこよく弾けるように、なるぞ。
