なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

あま茶

木蓮とか花水木とかこぶしとか。
桜が咲く前に、木の枝からひらひらと咲く花。
花水木なんかは、枝にハンカチを結んだみたい。雨が降ると、おサルさんが「うききっ」て両手を頭に乗せたみたいな、そんな姿になりますよねー。

この時期になると、なんとなく甘茶を飲みたくなります。

子供のとき‥って4歳ぐらいのとき‥保育園に通っていまして、そこがお寺さんの施設だったのですよね。
4月になると、お釈迦様にお茶をかける 花まつりの行事(灌仏会:かんぶつえ)があって、園児がひとりひとり順番に、50cmぐらいの仏像に柄杓でお茶をかけさせてもらいました。そのあとお茶が振舞われて、そのお茶がものすごく甘くて美味しかったのですよ。甘茶です。覚えてるもんですね。

わたしは現在も、かろうじて花粉症ではないのだけれど、花粉症によい、というので甜茶(てんちゃ)を飲む機会がありまして、「あ!この味!」てなりました。
なつかしの甘茶との再会。

ただ、甘茶もユキノシタ科の植物からとれるのとか、ウリ科のアマチャヅルからとれるのとか、バラ科の植物からとれるのとか‥いろいろと種類があるようです。

さて、わたしの手元にあるこの甘茶はいったいどれなんだか‥箱を捨ててしまってるのでわからん‥のですけど、ひさびさにお湯を注いで濃ゆくだして、独特の甘さを楽しんでいます。


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