なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

草花が好き

冬に植えたチューリップが咲きました。
植えた球根がどんなだったか あやふやな記憶をよびおこしながら、そうそう、こんな花が咲くやつやった、と一人納得しています。
そこに陽があたってるように見える黄色い花と、一重の ぱっと手を広げたような花が好きです。

10代のころに読み始めた「エイラ 大地の子シリーズ 著:ジーン・アウル」というご本がありまして、これ、原始時代のクロマニヨン人(多分)の女の子がネアンデルタール人(多分)に育てられる設定。その主人公のエイラという女の子が薬師に育っていくのだけれど、文中での植物の描写が細かくて、冒険ものでもあるのでワクワクして読みました。6部構成で、3部までは中村妙子さん訳の版があります。中村妙子さんの訳する本はどれも面白くて。たしか、中村妙子さんの訳した本をたどって、この本も手にしたんじゃなかったかなぁ。ロザムンド・ピルチャーとかモンゴメリとかからはじまって。

その流れで、ちょい昔の韓国ドラマの「チャングム」も大好きでした。

これまで沢山のものを食べて今がありますが、自分で摘んで口にした野草は、よもぎ、つくし、たけのこ(これは野草か?)、すかんぽ(いたどり)、つばきの花の蜜、サルビアの花の蜜、レンゲソウの花の蜜、ぐみの実、野いちご‥ぐらいでしょうか。

イタリアにはエルボステリアというハーブ薬剤店があるらしく、植物の効能を考えて体調にあうように調合してくれるとか。まだ利用したことないんですが、日本の漢方薬局も同じように調合してくれるようですね。

「王国 著:よしもとばなな」のお茶を調合するおばあさんのこととか、「老女の聖なる贈り物 著:プリシラ・コーガン」ではネイティブアメリカンのおばあさんがセージの煙で部屋を浄化したり。
アロマとかお香とか 香り成分についても効能は見逃せない。そもそもタバコも葉っぱの煙をすうものですしねぇ。

いろんな薬効も気になりつつ、芽吹き始めた緑色が目に優しくて。
もうちょいしたら、夏にむけて 朝顔の種をまきます。
ちょっと先の楽しみのために種をまく。今、何ができるかなぁ。


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