なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

記憶のトレース

好きな事を好きと言う時間が好き。

今日の音楽はギターデュオ。

Depapepe
 日本人。ゴンチチも好きだけど、こちらの若手(?)もちゃきちゃきしてて好き。
DEPAPEPE Acoustic Friends Track 1 - "Hi-D!!" - YouTube

 

先々、もしも寝たきりの生活をしなくてはいけなくなった場合、楽しめるのは自分の記憶だけ、という本を読んだことがあります。これは「記憶がある」状態が大前提。私の場合、年老いて、どんどんと記憶がこぼれおちていくようになるんじゃないかなぁ。だから、できるだけたくさんのことを今のうちに記憶しておけば、自分の記憶がゼロになる(自分が自分でなくなる)のを少しでも遅らせることができるかもしれない。ただ、現在50歳をこえて、記憶力はどんどんと弱まってるし、昔のことも、たくさん忘れていっている。

なんとなく、小学校からの担任の先生の名前を順番に唱えてみたら、なんと高校時代の担任の名前が出てこない‥。いちばん新しいはずの記憶があやしいし、そのときどきに仲の良かった子たちは、あだ名が頭に浮かぶばかり。

記憶はトレースすることで刻まれるそうだから、できるだけ楽しいことを思い出してみる。えっと、ドキドキして好きだった人のこととか、数少ない告白シーンとか‥に思いを馳せると、数珠繋ぎにいらんことも思いだされて、アタタタタ‥と痛いこととか恥ずいこととかもでてきて、それはイラんいらんと再度封印するも、そちらのほうが深くトレースされたりして薮蛇になったりしてる。いらんコトのほうが、実は面白かったりするのかな。いや、やっぱりいらんコトはいらんよなぁ。あかんあかん、楽しいこと思いだそ、と外見(そとみ)にはぼーっと座ってるだけでも、中身的には結構必死な土曜日です。

まんがの「高台家の人々 著:森本梢子」の平野木絵ちゃんの妄想力は羨ましい限り。お手本の一人です。


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