わたくしは非常に怖がりで、これまで「あやしい」ことからは、できるだけ距離をとってきています（-記事 でも、ここ半年に読んだ書籍に「野の医者‥」っていうのがあって、それが、とてもおもしろかったのです。その影響で、ここにきて興味がすごぉくわいてきて、調べたら ちょうど関西でもイベントがあるのを発見。今夏は、勇気をだして、そのイベントに、行ってまいりましたよ。行くかどうか、直前まで逡巡してたのですが、最後は「おもしろそう＞ややこしそう」に、心のシーソーが振れました。
結果。
おもしろかった（笑）。
ということで、そのレポートでございます。
せっかくなので「楽しもう」感もりもりで参上。わたくしは、実は普段、どちらかというと考えすぎで、態度が批判的になりがちなのです。そんなのじゃぁ楽しめないので、気合をいれて気分を「あげ」てまいりました。も、お祭りに行く感じです。
行ったのは、ヒーリングのイベント。「癒し」のあれこれが満載で、200近いブースが出店しています。当日、現地でどれにしようか迷って、結局、なんのセッションもせずにスゴスゴと帰るってのも予想されたので、初めていくことでもあるし、念入りに下調べをしていきました。それぞれ￥500～￥3000ぐらいでセッション料金が設定されていて、物販もあり。
今回は予算を1万円として
・ヘッドマッサージ
・オーラ写真撮影
・神様(神社）鑑定
・カラーセラピー
・守護霊
・ドライフルーツ
・酵素ジュース
をピックアップして、会場のブースの場所もネット情報を出力して、蛍光ペンでしるしをつけて、いざ出陣。
・ヘッドマッサージ
むちゃくちゃ気持ちよかったです。アーユルヴェーダを基礎にしてイギリスで確立された技術だとか。会場に入って、どきどきしながらブースをうかがうと、すでにマッサージを受けている人がいて、そのすぐあとにできますよーと明るく声をかけていただいたので、勇気をだして申込み。パイプ椅子に座った状態で、肩と背中、首、ヘッド、顔まわり、ともみほぐしてもらいました。夏の汗っかき状態でちょっと恐縮でしたが、頭をさわってもらうのは気持ちいいですねー。で、勢いがつきました。
・オーラ写真撮影
こちらは、機械に手をのせるとオーラ画像を撮影してくれました。機械は、なんていうか、オムロンの体重計のような？ IHヒーターのような？ 撮影された画像の鑑定もあったのだけれど、ひとまず撮影だけをお願いしました。「きれいな金色もでてますねー、楽しいのが好きですか？」と簡単なコメントをもらえました。わたくしは、心の中で「楽しまねばと気合いれてますからっ！」と、どや顔をしておりました。いただいた画像を眺めつつ、色の意味とかをネットでみております。おもしろいですねー。
・神様(神社）鑑定
カードをつかったセッションでした。カードをひいて、そのカードに書かれている「〇〇のみこと」とかの神様の名前から意味を教えてくれる。ここはねぇ、あまり慣れていらっしゃらないのか、小柄なおばちゃんが、たどたどしくテキスト本とかを片手に、このカードの意味はねぇ、と私に本を見せてくれて（笑）、一緒に本を見ながら意味をふたりでなんとなく「こうかなぁ」と、読んでいくかんじでした。あやしさはないんだけれど、こう、わくわく感もないというか‥。せっかくだから、もうちょっと、お話を盛ってもらいたいなぁ‥。
・カラーセラピー
これは色水の入った14本のボトルとカード（ことばが書かれたカルタみたいなの）を使いました。私が選んだボトルの色とか、カードも私が選ぶのだけれど、そこに書かれた言葉をなぜ選んだのか、と話しを進めることで、来談者中心療法のカウンセリングちっくなセッションでした。ここは、かわいらしいお嬢さんがセラピストをされていて、かかわり技法の「くりかえし」からリーディングが始まりました。最初、ものすごくたどたどしくて、「大丈夫？ 緊張してる？ 技法やってるだけって感じになっちゃってるよ？」とちょっと心配しつつ、話しを進めていくにつれて、お嬢さんの固さもとれてきて、最後はいい感じでお話しができました。なるほどなー、こんな風にツールをうまく使うんだぁと思いました。
・守護霊
これはねぇ、すごかった。「あやしい」のトップをいくかと思っていたのだけれど、今回のなかでいちばん腑に落ちました。わたしが「これまで守護霊とかみてもらったことはなくて」と言いながら椅子に座ったら、そこに掲げているメニューには「交信、交霊」が大きく書かれていて。線の細い30代ぐらいの女性が、ちょっとおどおどした感じで「わたし、亡くなった方との交信が主で‥」とおっしゃる。なんとなく、どうしようかなぁと思いつつも、「えっと、わたし今日は、亡くなったものとの交信ではなく、守護霊がどんなものなのかを知りたくて。教えていただけますか？」とお願いしました。まず、どういうことをするのかのお話をしてくださって（その方のはチャネリングというのでもないことなど）、その方の「指導者」が話されることをわたしに教えてくれました。セッションは、ふわぁと始まる感じで、その方が、そのね「指導者」との交信にはいったときの、表情というか、モードというか、それこそオーラというかが、一瞬で豹変するのですよ。で、わたしの質問についての応答を「指導者」としているときに、その方が「ふっ」て笑ったりするのとかが、もう尋常じゃないくらい、いい感じ。鳥肌ものです。この方とはもうちょっとお話したいなぁと思いました。
ていう感じで、場内をうろうろとして、あとは、しるしをつけた物販をまわりました。水晶とかパワーストーンとかイラストとかの物販もありましたが、そちらは、今回は惹かれなかったので、ドライフルーツ と 酵素ジュース（って飲み食いするものやんっ）のブースを冷やかして帰ってきました。
なかなかに、おもしろかったです。
