なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

ワークショップも行ってみた。

おもしろいかなぁ、とこちらも行くかどうか逡巡したワークショップ。
行ってみなければわからんなぁ、と、えいやっと参加してきました。まずは申込。たくさんのクラスがあって、そのなかから、おもしろそうな2クラスをピックアップ。同日、同会場のつもりだったのが‥別日でした、ほほ (^^ゞ。なので2日かけて、行ってきましたよ。

ひとつは和笛のクラス。洋管はずっと吹いているけれど、これまで和笛はご縁がなくて手にしたことがありません。和笛は いくつかクラスが開講されていて、どのクラスも笛は貸し出してくれるのだけれど、二人で1本の笛を使う、としているクラスとかもあって。やっぱり一人で1本の笛を貸してくれるクラスがいいよなぁと。
当日、受け付けで、プラスチックの笛(鳴りやすい)と竹製のものと、どちらにしますか、と言われて、そりゃ、本物がいい! と竹製のをお借りしました。音はすぐ鳴るだろうとタカをくくってたんですけどね、これがね、なかなか。最初はうんともすんともかすりませんで。お師匠さんが歌口のポジションをちゃんとガイドしてくれて、やっと、ピィーーッと機嫌よく鳴るようになりました。フルートよりも、だいぶと深く下唇を歌口にのせるんですね。息があたる角度がわかれば、音を出すのはお茶の子さいさい。ただ、自分で「これ」と感じる音は、そんじょそこらに、すぐ鳴るもんではないなぁと。笛のつくり(煤竹(すすだけ)で、竹の表と裏をひっくりかえして8本を組み合わせて、桜の皮でまいて、歌口、指孔と筒内に漆がぬってある)といったお話とか、調子(ピッチ)の話しとか、楽器とは言わず「お道具」と呼ぶもので、息を使った祈りをのせる「道具」であること、というのを最初にしてくださいました。ふぅ、かっこいい‥‥演奏を聴かせるものじゃないんだよ、と。師匠の音が、これまたかっこよくてぇ。ほれぼれですよぉ。90分はあっという間。もうちょっと吹きたいなぁって気持ちがあるんですけど、わたしが想いをのせる相棒は、やっぱりフルート。和笛は、このさわりだけで置いておきます。当たり前ですが、こちらはこちらで奥深そうです。

もう1クラスは演劇の初歩を。しっかりした声をだしたい、自分でちゃんとコントロールする発声を身につけたいなぁと前々から思っていて。これは管理職をしているときに痛切に感じてたことなんです。女性が熱く語ると、ヒステリーと見なされることが多くて、かといって、静かに話しをしても舐められてるってのがみえみえで。一人、机を叩きながら(わざと)大声で力説する女性管理職の方がいて、これは、わたしにはすぐにはできない技やなぁ、と見ていました。でも、技術として、もっとくに損はないスキルです。てことで、普段カラオケも苦手で大声をだす機会なんてとんとないので、今回は演劇クラスに参加してみました。「発声をする」て説明文だったのですが‥はい、しっかりと演劇クラスでした。希望してたのとはちょっと違ったのですが、老若男女、たくさん参加されていて、違う世代の方々の、はりきってる姿とか、すごく楽しかったです。
ボイスコントロールってなると、歌になっちゃうのよねぇ。それも違うんだなぁ。なんか、そういうカテゴリーってあるのかなぁ。働く人にむけた発声法。あるとウけると思うんだけどなぁ、誰かしてくれないかなぁ。


スローライフランキング