なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

退職後のがんばるおっさん

むかし映画の「インディペンデンスデイ」と「マーズアタック」を一緒に見て、わたしの頭の中でお話が合体しています。これは合体していくのが楽しいので続けて鑑賞されるのをおすすめします。
今日ご紹介する2冊のご本 わたしは続けて読んだのでお話が頭の中で合体しています。
この2冊は、もし続けて読むなら もったいないので ちょっと日をあけてどうぞ。

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極楽カンパニー 著:原宏一

退職したおっさんがあまりに暇なんで、なんちゃって会社ごっこを始めてみたら、われもわれもと同じ境遇の人が集まってきて大賑わいになっていくお話。会社も「ごっこ」だと楽しそうだなぁと。

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ひなた弁当 著:山本甲士

人員整理されたおっさんが、毎日もてあまして、自給自足に目覚めていく姿が、なぜかジーンアウルの大地の子エイラシリーズの薬師のお話と重なって楽しかった。エコライフとか地産地消とか真正面からがぶりよりです。

 

ぱっと見、なんの変哲もない人が、実はすごい魅力や才能を持っていたりする。10年以上前になるけれど、京都のジャズフェスで、上下ベージュでボタンダウンの第一ボタンまでしめて、ちょっと薄くなりかけた頭髪を七三にセットした、なんというかコーラス部にいそうなタイプのおじさんとか、変哲もないおかっぱ頭で白い丸襟ブラウスに紺のギャザースカートでぱっと見 会計のおばちゃん?という感じの女性とかが、むちゃくちゃかっこいいフュージョン系のjazzピアノを演奏されるのを見たことがあって、人ってあなどれない、と思ったことがあります。

一人の人の中には得体のしれない広さ、深さの宇宙が広がってます。すれちがう人も、実はものすごくおもしろい人かもしれない。見ず知らずの人にいきなり声をかけられるわけもないのだけれど、何かのご縁が重なったときは 失礼がない範囲で その宇宙を垣間見れるといいなぁ といつも期待と好奇心ですごしています。

 


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