なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

父 3

泣いてる暇もない、とはよく聞くけれど、私の場合は、なんていうか、忙しくしてる間もずーっと悲しくて、目の前の事務的なことを次々とこなしながら、病院でも、葬儀の会場でも、説明を聞いたり打ち合わせしたり、相手の方とちゃんと話しをしてるんだけど、その間も、だーだーと涙が流れてて。
号泣したり、しゃくりあげたりじゃなくって、ただ目から涙が溢れ出てきて。
あぁ、こういうもんなんかな、と思った。

ジェットコースターのように感情が浮き沈みする中で、次々と決めることが続きます。
スティーブ・ジョブズが決断することの数を減らすために黒タートルばかりを着ていたのが理解できる。もう何も考えたくない、決めたくない、てなります。。。

決定権は母にもたせつつ、父母が「ああしようか、こうしようか」と普段、会話していたのを思い出しながら、ひとつひとつ決めていきました。

それと、もう、ずーっとなんか、数を数えてました。親戚の誰それは来るのか、来ないのか、来たのか、来てないのか、なんかわからないけど来てくれてる人とか、あの人はだれ、とか、家の座布団は足りるのか、湯飲みは、ご飯は、誰が自宅に来て、会場に直接来るのは誰で、移動の足は、料理や飲み物の手配に、返礼品に献花に、お金の勘定。
もうねぇ、Excelで親戚リストの一覧表を作って、イベントごとの参加人数をカウントできるようにしておくべし。えんぴつ、消しゴム必携。

 


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