なんとかなる日々

なんとなく きげんよく のびやかに。

アスファルト

このあいだ六甲山を歩いたとき、舗装してある道と登山道を出たり入ったりして歩きました。このとき、気温がね、体感なんですが、大分(5度ぐらい?)違うように感じたのです。山の上なので、そもそもに涼やかだったのだけれど、それでも、舗装と土とで、こんなにも違うのかとびっくりしました。

子どものころ、小学校への通学路はまだ舗装されてなくて、雨が降ると、いつも同じところに水たまりができてて、そこを飛び越えたり、踏み込んだり。雨どいの下で傘で雨水をうけて滝行のようにして遊んだり、左右の田んぼからはカエルがわさわさと飛び出してきていたし、用水路でめだかやタニシを捕まえたり。
ローラースケート(靴の上から装着するやつ)を買ってもらって、でも、家の周りは舗装されてなくて、そのうち学校で道路でローラースケートしちゃだめと禁止されたんだけど、遊べる舗装されてるところをみんなで探したり、探検にでかけたり。楽しかった。自転車だって、舗装してあるほうが乗りやすい。

江戸時代の本を読んだら、当時は土ぼこりがすごかったらしく、銭湯が大流行だったとか。お風呂に入りすぎてパサパサした肌を「垢ぬけてる」と都会者の証のようにしてたとか。

最近は、普通の街中のくらしでは、とんと土を踏むことがありません。現代で、もし、街のアスファルトをはがしたら、気温は下がるかもしれない。けど、土ぼこりや、水たまり、衛生面や、交通の快適さを失うことを考えると、暮らしとしては、痛いよなぁ。

アスファルトを考えて使えるようにしてくれた人がいて、道路を設計してくれた人がいて、道をつくってくれている人たちがいる。災害時の道路の復旧の速さもすごい。今の暮らしの普通の快適さ。こう、具体的に誰にどう、っていうのじゃないけれど、ありがたいというか、いい時代に生きてるなぁと思います。

灼熱の太陽もちょっと加減されてきましたかしら。曇り空の中、太陽が出たり入ったり。今日は8月31日。さーてぃわんの日。若者で溢れているかと思いきや、似たような年代の方々が並んでいて、安心してダブルコーン、堪能してきました。


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