関西 7月12日 このあいだ梅雨明けっていわれたけれど、雨ですね。
明け方から雷がなって、小降りになったかなぁと思ったら土砂降りになっちょります。
雨のあいまに濡れないようにちゃちゃっとゴミ捨てしてきました。
さて、ヒアリングセラピーという人の話を聞く仕事をしています。
昔から、人の話を聞くってことに興味津々。メディアのインタビュー番組も、どんな風に質問してるんだろう・・と、インタビュアーのほうに注目してみています。
黒柳さんとか、阿川佐和子さんとか。テレビ朝日の「激レアさんを連れてきた」の弘中綾香さんの聞き方も面白い。タモリさんとかマツコとかの、さりげない会話のつなげ方もすごい。
ここのところ気に入っているのが、京都テレビの谷口キヨコさんの「谷口流々」という番組。
https://www.kbs-kyoto.co.jp/tv/taniryu/entry/159.htm
この方、ラジオのDJもされてて、昔、車で耳にして大爆笑したことがあるのを思い出しましたよ。話がとても面白い。わざとらしくなく、お相手の方そのものに焦点をあてて、その方がどんな方なのか、その方の魅力をどんどん引き出される。お店探訪番組なので、その事業とかお商売のことが軸にはなるのだけれど、なんでこの仕事してるの？ どんなことがあなたを惹きつけたの？どんな経緯で？ とか、こちらが聞いてみたいことを聞いてくれる。社長インタビューでよくある信条やら信念やら「売る」ことが中心になくて「その人」らしさが真ん中なんだな。
例えば、寺町通丸太町の新進デザイナーの和菓子屋（UCHU ）さんが、「老舗は木の幹、ぼくらは枝葉」と語ったら「あなた、お名前”木本さん”なのに、枝？」とつっこんで、ご本人がハッとするのとか、地味にボディブローで笑ったし、言語聴覚士さんのお話とか、河原町丸太町にあるブリトー専門店「ケパサ」のお店の回も面白かった。そのお店に行ってみたくなる。
京都なだけに、数百年続くお店とかもあって、「継ぎたくなかったんやぁ」とか「継ぐ気満々」なお話とか、伝統を守りながら挑戦してる姿とか、京都を生かしたアイデアとか、もう、みなさん生き生きとしてます。谷口キヨコさんの聞き方がとても心地いいです。
