あっさり初夏のような陽気。汗ばみます。
もう、題名が面白くて
スゴ母列伝 著:堀越英美
いい母は天国に行ける
悪い母はどこへでも行ける
小説かとおもいきや、世のすごい母親の逸話集。11人の女性のことが書かれていました。
岡本太郎の母親の、かの子さん。大地主の長女で家事やら女子のたしなみやらが苦手、琴の師匠として身をたてればと育てられていて、岡本太郎は親戚に「ほんとに、かの子さんの手にかかって、太朗さんはよく無事に育った」と噂されていたとか、
子育てなんてそれぞれ、世間と違っていようが、正しい母になろうとするのではなく、我知らず型破りでも、自分を貫いて独特な育児をするスゴい母たちの実話(?)で、母親を監視する世間の目に追い立てられ、ちょっとでも間違えたら取返しのつかないことになるという思い込みに囚われがちな現代の母親に希望を与えてくれる、どの母もスゴすぎて育児のお手本にはきっとならないけれど「自分は自分のままでいい」と勇気がでる、と前書き。
ちょっとブログチックな文章で軽く読めました。